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Suica・PASMO時代の終焉?関西から関東まで広がる”クレカタッチ決済”導入の衝撃的理由とは

竹内智子 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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一部地域で、Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)などの交通系ICカードに代わって、VISA(ビザ)やMastercard(マスターカード)などのクレジットカードによるタッチ決済方式の導入が進んでいる。これは、交通カードの発行やシステム運営にかかるコストを削減するためだ。

27日、Yahoo! JAPANなどの報道によると、関西地方の一部都市で地下鉄の改札口にクレジットカードのタッチ決済方式が導入され始めたという。熊本県では、昨年11月に交通カードの利用を停止し、クレジットカードのタッチ決済方式が導入された。広島県も今年3月からクレジットカード決済方式を導入。

クレジットカードのタッチ決済は関西地方を超え、関東地方にも広がっている。東京都が運営する浅草線、三田線、大江戸線の26駅、京急線の10駅で昨年12月からクレジットカードのタッチ決済方式を導入するための実証実験が始まった。

2001年にSuicaが登場して以来、交通系ICカードは公共交通機関における主要な決済手段として定着した。改札口でのタッチ決済や、コンビニ、自動販売機などでも交通系ICカードによる決済機能が導入され、現在は電子マネーとしても使用されている。これまでに発行された交通系ICカードは2億枚を超えるとされている。

交通事業者がクレジットカードのタッチ決済方式を導入する背景には、新型コロナウイルスの影響があるとの分析がある。コロナ禍以降、地下鉄やバスの乗客が減少し、交通事業者はシステム維持や更新に必要なコストを削減せざるを得なくなった。このコストは、大都市に比べて相対的に乗客が少ない地方の交通事業者にとって、より大きな負担となっていた。

観光需要が増加する中、交通系ICカードの購入や利用に戸惑う観光客が増えていることも理由の一つだ。まず、現地で交通系ICカードを購入し、その後プリペイドでチャージする必要があるが、不慣れな観光客にとっては煩わしい手順だ。

交通系ICカードがクレジットカードより優れている点は、決済速度の速さだ。クレジットカードのタッチ決済は0.25〜0.35秒程度かかるのに対し、Suicaなどの交通系ICカードは0.2秒で処理できる。また、クレジットカードとは異なり定期券機能を利用でき、紛失時のリスクもクレジットカードより低いという利点がある。こうした理由から、利用者が非常に多く、多くの人で混雑する大都市では、依然として交通系ICカードが好まれているという。

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