
バーガーチェーン「ロッテリア」の国内事業が、54年の歴史に幕を下ろす。
21日付の日本経済新聞によると、外食大手ゼンショーホールディングスは、3月を目標に国内のロッテリア全店舗を順次閉店し、「ゼッテリア」へ転換すると発表した。
ロッテリアは1972年、東京・日本橋の高島屋に1号店を開店して以来、国内で看板を掲げてきたが、今回の方針によりブランド名は姿を消す見通しだ。
ゼンショーホールディングスは2023年にロッテリアを買収し、同年9月に東京都内でゼッテリア1号店を開店した。その後、既存のロッテリア店舗を段階的にゼッテリアへ切り替えてきた。
同社は昨年12月末時点で、ロッテリア106店舗、ゼッテリア172店舗の計278店舗を運営している。国内の店舗数では、マクドナルド(3,025店舗)、モスバーガー(1,309店舗)、バーガーキング(337店舗)に次ぐ4位に当たる。
今回のブランド統合により、原材料の共同購入や共同物流を通じてコストを抑え、店舗運営の効率を高める方針である。両ブランドはこれまで「絶品チーズバーガー」など同一の商品名を使ってきた一方、調達・製造・物流の仕組みが異なり、バンズやパティ、ソースなどの原材料も別々に用いてきたという。
ロッテリアは、ロッテホールディングスが1972年に東京で1号店を設立し、1979年には韓国へ進出した。後に、韓国のロッテリアが国内のロッテリアから経営権を取得して以降は、別会社として運営されてきた。
国内のロッテリアは、競合チェーンとの価格競争が激しくなる中で業績が伸び悩んだ。2005年には企業再生を手がけるリヴァンプの出資を受けて体質改善を進め、2007年には「絶品チーズバーガー」などのヒット商品で巻き返しを図ったが、成長の鈍化を避けられず、2023年にゼンショーホールディングスの傘下に入った。
ゼンショーホールディングスは、牛丼チェーン「すき家」や回転ずし「はま寿司」、ファミリーレストラン「ココス」など、幅広い外食事業を展開する国内最大手である。過去には米バーガーチェーン「ウェンディーズ」を運営していたこともある。













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