『スラムダンク』に続き韓国ドラマも…鎌倉、オーバーツーリズムに苦慮

神奈川県鎌倉市は、人気アニメ『スラムダンク』の聖地に続き、韓国ドラマのロケ地としても注目を集めるようになり、オーバーツーリズムの問題に悩まされている。
5日付の朝日新聞によると、Netflixドラマ『恋の通訳、できますか?』が今年1月に公開されて以降、鎌倉一帯に観光客が急増した。韓国だけでなく、インドネシアやミャンマーなど海外からの観光客がロケ地を訪れ、これまで静かだった住宅街にまで人波が押し寄せている。

このドラマは鎌倉・極楽寺地区や御霊神社周辺、江ノ島電鉄沿線で撮影された。特に、主人公の男女が踏切を挟んで会話する場面がSNSで話題となり、この踏切が人気スポットとして浮上した。
問題は、ロケ地が一般の住宅街にある点だ。車1台が通れる程度の狭い踏切周辺に観光客が押し寄せ、交通渋滞や騒音、無断撮影などをめぐる住民からの苦情が相次いでいる。私有地への無断侵入やゴミの投棄、違法駐車なども深刻な状況だ。
鎌倉市は先月、踏切周辺に「NO PHOTO(撮影禁止)」の案内表示を設置したが、三脚まで持ち込んで撮影する観光客は後を絶たない。このため市は、住民が自宅の門に貼ることができるよう、日本語はもちろん、韓国語や英語の案内表示までも配布した。
鎌倉はすでに『スラムダンク』のオープニングシーンに登場した鎌倉高校前駅の前にある踏切によって、深刻なオーバーツーリズム問題に見舞われてきた。自治体は2017年から案内表示の設置や警備員の配置などの対策に乗り出してきたが、今回のドラマのロケ地でも同様の問題が繰り返されている。
SNSでは、オーバーツーリズムよりも否定的な意味合いを持つ「観光公害」という表現まで登場した。朝日新聞は「鎌倉はすでにオーバーツーリズムと闘っているが、韓国ドラマによって新たな過密スポットを抱えることになった」と伝えた。














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