
国内のオンラインショッピングサイトで、女子生徒が着用した上履きが高額で販売されていることが明らかになり、当局が調査に乗り出した。一部の商品は、1足あたり5万円に達する価格で取引されており、波紋を広げている。
香港紙のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は6日(現地時間)、国内のオンラインプラットフォームで「女子生徒が実際に履いていた上履き」とうたって宣伝された商品が多数販売されており、議論を呼んでいると報じた。当局は、こうした販売行為が未成年者の性的商品化に関する法令に違反していないかどうかを調べているとされる。
問題となっているのは、学校で児童・生徒が教室内で履く「上履き」だ。販売者は「現役の女子高生が履いていたもの」「においをそのまま保存」「使用感あり」といった文言を掲げ、付加価値を上乗せして販売していたという。
国内メディアは、こうした中古の上履きの取引が、単なる転売を超えて特定の嗜好(しこう)に応える市場へと変質したと指摘している。実際に、国内のフリマアプリでは、「女子高生の上履き」とされるものが8,000〜2万円程度で取引されているという。

国内では以前から、使用済みの制服や体操服、靴下、靴などが取引される、いわゆる「JKビジネス」と呼ばれる市場が社会問題として指摘されてきた。性的な目的での購入が疑われる取引が後を絶たず、「未成年者を性的に対象化している」との批判が繰り返し提起されてきた。
ある評論家は、こうした商品の購入者の傾向について「女子高生の名前を刺しゅうした文字がはっきりと見え、着用の跡が明確に残った上履きが好まれる」と説明したうえで、「販売される商品の画像に、少女の手や指などの身体の一部が写り込んでいる場合、人気はさらに高まる」と語った。
実際に、女子生徒の靴や制服を狙った犯罪も後を絶たない。3月には、会社員の30代の男が福岡県内の中学校に侵入し、女子生徒の上履きを盗んだとして逮捕された。男は容疑を認め、「においを嗅ぎたかった」と供述しており、波紋を呼んだ。

ネット上では、「これは単なる中古品の販売ではなく、変態的な商売だ」「プラットフォームはなぜ、こうした商品の販売を許しているのか」「子どもの性的商品化と変わらない」など、批判の声が相次いだ。
一方で、「鉄道模型のコレクターが模型を買うのと同じで、単なる収集欲に過ぎない」「売り手が不快な経験をしていないのであれば、法的に問題はない」といった擁護の声も、一部にはあった。
当局は、出品者やプラットフォームの運営側について、青少年保護に関する法令に違反していないかどうかを調べているという。
なお、国内最大級のフリマアプリの一つであるメルカリは3月、女子生徒が使用していた制服や下着など、いわゆる「ブルセラ」と呼ばれる品目の取引を禁止した。衣類だけでなく、教科書や文房具といった学校関連の品物にも適用されているという。














コメント0