中国・四川省の観光地で、断崖ブランコを体験していた10代女性が転落し死亡する事故が発生した。
5日付の上流新聞など現地メディアによると、事故は3日の労働節連休中、四川省華鎣市の馬柳岩探検公園で起きた。
被害女性は、高さ168メートルに設置された滝沿いの断崖ブランコを体験中に転落した。
華鎣市当局は、女性が病院へ緊急搬送されたものの、その後死亡したと明らかにした。
公開された事故当時の映像には、女性が「ロープがきちんと固定されていない」と何度も訴える様子が映っていた。
しかし、現場の安全係員はこれを無視し、安全固定ロープを外したままブランコを発進させた。

華鎣市災害管理局は、事故原因について運営会社の安全管理不備による可能性が高いとみて調査を進めている。
問題となった施設は直ちに営業停止措置が取られた。
事故が起きた馬柳岩観光エリアは、滝や峡谷、カルスト洞窟、切り立った断崖、森林景観などで知られる観光名所だ。
問題の断崖ブランコは、重慶探検キャンプが3月15日に新設した施設で、利用料金は398元(約9,200円)、保険料は15元(約347円)だった。
中国では近年、鋼鉄ロープのはしご登りや断崖ブランコ、バンジージャンプなど極限レジャーが人気を集めている。
一方で、安全管理不足による事故が相次いでおり、中国政府は昨年3月、「断崖ブランコ安全技術基準」を新たに制定した。
この規定では、転落防止装置の設置義務やロープの日常点検が定められている。
しかし、今回の運営会社は、こうした安全基準を適切に守っていなかったことが分かっている。













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