
FIFAワールドカップの会場でゴミを拾う日本のサッカーファンの行動に対し、中国のネットユーザーが「偽善的だ」と激しく非難した。これを受け、元女優として知られる蒼井そら氏が「文化の違い」と指摘し、反論した。この行動を巡り、両国のネットユーザー間の論争が激化している。
台湾のTVBSなど海外メディアによると、19日(現地時間)、最近開催されたFIFAワールドカップの試合で日本のサッカーファンが試合後、自発的に観客席を清掃する姿が見られると、一部の中国のネットユーザーから強い批判を受け、論争が起きているという。
日本のファンは先週、米ダラスで行われた日本対オランダ戦の後、大きなゴミ袋を持って観客席を回り、ゴミを回収した。この行動が海外メディアで紹介され、「模範的な観客文化」と称賛を集める一方、中国の一部のネットユーザーからは「入場料を払っているのに、なぜ清掃員の真似をするのか」、「注目を集めるための見せかけの行動にすぎない」といった批判が相次いだ。
これに対し、蒼井氏が自身のSNSに日本語と中国語で直接投稿し、反論に出た。蒼井氏はSNSの「X(旧Twitter)」で「一般化はできないが、日本人の考えはおそらくそういうものではない」とし、「これは文化の違いと言うべきか、価値観の違いと言うべきか」と続けた。さらに「中国人はこのような行動を奇異に感じ、受け入れがたい文化や価値観の中で育ったのだと思う。だからゴミを拾う行為を理解するのは難しいのだろう」と率直に指摘した。
自らゴミを片付ける習慣が身についている日本人の行動を一部の中国人が理解できないのは、公衆道徳を十分に学ぶ機会がなかった環境で育ったためだという意味合いだ。日本のファンが国際スポーツ大会の会場でゴミを拾う姿が注目されたのは今回が初めてではない。日本では幼い頃から、自分が散らかした場所はきれいに片付ける習慣を徹底的に教え込んでいるからだ。
ただし、国際スポーツ大会の会場でゴミを拾う行為について、日本国内でも批判の声がないわけではない。SNSでは、公共の場で清掃に熱心な男性たちが、家庭では家事を妻に押し付けているとの批判が上がっている。競技場でゴミを拾う男性と、家でソファに寝そべってスマートフォンを見ている男性を対比させた画像が拡散し、「お願いだから家でちゃんとしてくれ」というコメントが数万件の共感を得ることもあった。













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