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65歳メイドが「萌え萌えキュン」寺で起きた予想外の出会い祭り

有馬侑之介 アクセス  

 引用:Instagram
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「おいしくな~れ、おいしくな~れ、萌え萌えキュン!」

65歳以上の女性がメイド服を着て「恋のキューピッド」役を務め、60歳以上の男女が話し相手となる異性を探す特別なイベントが開催され、話題となっている。

『毎日新聞』の報道によると、群馬県桐生市の寺で16日、60代以上の独身男女を対象とした恋愛イベント『セカンドスプリング』(二度目の春)が行われたという。

参加者は配偶者に先立たれた60~80代の男女6人で、男性4人・女性2人が新たな出会いを求めて集まった。

特徴的なのは「シニアメイド」の存在である。彼女たちは桐生市のシニアメイドカフェ『冥土喫茶しゃんぐりら』の店員で、今回のイベントも『しゃんぐりら』側が準備したとされている。

会話を通じて共通点を発見…メイドは「ムードメーカー」

参加者はメイドに見守られながら席に着き、まずは自己紹介で緊張をほぐした。参加者は、結婚式のブーケトスのように布製のボールを投げ合って順番を決め、場が一気に和んだという。

続く交流タイムでは、メイドが「一番美味しかった食べ物は?」「旅行で楽しかった場所は?」などの質問を投げかけながら会話をリードした。参加者たちは会話を交わしながら共通点を見つけ、徐々に心を開いていった。

おやつには栗羊羹が用意され、メイドカフェらしく「おいしくな~れ、おいしくな~れ、萌え萌えキュン!」と唱える演出で、会場は和やかになったのである。

また、参加者たちは「かるた」も楽しんだとされている。高齢者でも文字が読みやすいよう、主催側は縦15㎝×横10㎝の大きなカードを特注したことが伝えられた。

イベント終了後に連絡先交換…「参加してよかった」

この日は「カップル成立タイム」などは設けられていなかったが、終了後には参加者同士が連絡先を交換する様子が見られたという。

参加者の反応は肯定的で、10年前に妻を亡くした70代の男性は「共通の知人の話で盛り上がった。参加して本当によかった」と述べた。

12年前に夫を亡くした80代の女性は「今は昔と違ってご近所付き合いも少ない。このようなイベントに積極的に参加して、こうした出会いを楽しみたい」と語っている。

今回のイベントを企画したシニアメイドカフェ『冥土喫茶しゃんぐりら』の店長・横倉佑樹氏は「こうした機会を通じて、高齢者の方々が一緒にお茶を飲める友人をつくるきっかけになれば嬉しい」と述べた。

高齢化都市に登場した「シニアメイドカフェ」

 引用:Instagram
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横倉店長が運営する『冥土喫茶しゃんぐりら』とはどんな場所なのか。毎月第1土曜日にオープンする『しゃんぐりら』は、日本の『オタク文化』を象徴するメイドカフェのコンセプトをユーモラスにパロディ化した店である。

元々メイドカフェは、東京・秋葉原で『オタク』たちに「ときめき」を提供する『コンセプトカフェ』で、20代の若いメイドたちが「おいしくな~れ、おいしくな~れ、萌え萌えキュン!」と、魔法の呪文をかけながら料理を提供することで知られている。

一方、『しゃんぐりら』のメイドは全員65歳以上で、平均年齢は68歳である。当初2人だけだった店員は現在10人に増えたという。ここでは彼女たちも若いメイドと同じように「おいしくな~れ、おいしくな~れ、萌え萌えキュン!」と唱えながら、来客を元気づけている。

『キッズバレイ』という『NPO法人』の代表でもある横倉氏は、高齢化が深刻な桐生市に「高齢者が気軽に立ち寄っておしゃべりをし、健康的な食事ができる場所」を作りたいと考え、『しゃんぐりらカフェ』を開いたという。

桐生市は約9万8,000人が暮らす地方都市で、その多くが高齢者である。

当初、『しゃんぐりら』は地域の高齢者の交流拠点を目指して始まったが、今では全国から客が訪れる人気店となったという。『SNS』で話題となり、10~20代の若い世代も足を運ぶようになっていることが明らかになった。

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