
東京のイベント会社社長が女子中学生との性行為を撮影した映像をアダルトビデオ(AV)として販売した容疑で逮捕された。容疑者の自宅からは1,700本以上の違法撮影映像が見つかり、1年足らずの間に少なくとも1,000万円の収益を稼いでたことが判明した。
「朝日新聞」は9日、警視庁が東京都渋谷区にあるイベント会社の社長だった容疑者を逮捕したと報じた。
容疑者は昨年7月初め、東京都新宿区歌舞伎町のホテルで、女子中学生が16歳未満と知りながら現金4万円を渡して性行為をし、これを撮影してアダルトビデオとして販売した容疑がかかっている。
「性をめぐる個人の尊厳が重んぜられる社会の形成に資するために性行為映像制作物への出演に係る被害の防止を図り及び出演者の救済に資するための出演契約等に関する特則等に関する法律」違反の容疑も適用された。
2022年6月に制定されたこの法律は、映像制作・配布側が撮影する性行為の内容を明記した契約書を年齢や性別に関係なく出演者に必ず渡すよう義務付けた。
これに違反すると6か月以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる可能性がある。
容疑者は被害者に「顔は人工知能(AI)で加工する」と言ったが、実際にはほとんど加工されておらず、誰か特定できる状態だった。容疑者は自身の顔だけを隠し、女子中学生の相手役として出演した。
事件は昨年7月中旬、警視庁少年育成課の職員が歌舞伎町トー横付近をうろついていた女子中学生を保護し調べている中で明らかになった。
容疑者は昨年7月頃から歌舞伎町で女性に近づいたり、SNSで誘い出したりして同じ方法でアダルトビデオの撮影を繰り返してきたことが警察の調べで明らかになった。
容疑者は取り調べで「自分が監督と男優をした。性欲を抑えられなかった」と供述した。
警察は容疑者が昨年1月から10月までに少なくとも1,000万円を稼いだとみている。自宅で押収したハードディスクには10代から20代とみられる女性が出演する猥褻な映像が少なくとも1,700本収録されていた。警察はこれらの映像の制作過程を調査している。
容疑者が代表を務めていたイベント会社はファンクラブの運営やイベント制作などを担当していた。
現在は削除されているが、容疑者はホームページで「京都大学工学部出身という異色の経歴を持つプロデューサー」として紹介されていた。
同社は同日、ホームページを通じて「事態の重大性を考慮し、既に解雇・解任した。事実関係の確認を進め、社内体制の再整備及びコンプライアンス強化で再発防止に努める」との立場を明確にした。













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