
米国で修士号取得者が、過去20年で最も深刻な就職難に直面しているという研究結果が出た。一部企業は、高学歴よりも実際の業務遂行能力を重視していることも認めている。
21日(現地時間)ニューヨーク・ポストによると、バーニング・グラス研究所は、35歳以下の修士号取得者の失業率が2003年以降で最も高い水準の一つを記録したと発表したという。これ以上に状況が悪化していた時期は、2020年の新型コロナウイルスのパンデミックと2008年の金融危機当時だけだった。
米国労働統計局(BLS)のデータを用いたこの研究では、35歳以下の博士課程修了者や医学部・法科大学院卒業者の間でも同様の傾向が見られた。原因の一つとして、修士課程の急増が挙げられる。2005年以降、需要増加に応じて大学院の修士課程が急速に増え、2021年時点で修士課程のプログラム数は69%増加した。
また、人工知能(AI)の拡散も影響したと分析されている。企業が学位よりも、実際の業務能力や検証済みのスキルを備えた応募者に、より関心を示しているためだ。
SHRM(人事管理協会)会長のジョニー・C・テイラー・ジュニア氏は、「特に、ここ2~3年でこの傾向が顕著になった」と指摘し、「企業は『実際に仕事をこなせるか』をより重視している」と語った。
ドレクセル大学リーボウ経営大学院の調査によると、40%以上の雇用主が今年、修士号取得者を採用する予定がないと回答した。これは昨年の28.6%から増加した数字だ。
テイラー氏は、「採用担当者が、大学院の学位がなくても十分に競争力を持てるという考えを以前よりもはるかに受け入れるようになったことを意味する」と説明した。
最近、フロリダ大学で経営学修士(MBA)課程を修了したケビン・バドさんは、「200社に応募し、80人以上の同窓生とネットワーキングを行ったが、まだ満足のいく就職オファーを受けていない」と明かした。
バドさんはWSJに対し、「面接の機会を得ること自体が容易ではなかった」と述べ、「正直、期待していたレベルのオファーは受けられなかった」と語った。さらに、「大学院での経験自体は満足でき、価値があったと思うが、就職市場で期待していたほどの結果にはつながらなかった」と付け加えた。














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