
米国の億万長者で性犯罪者として知られるジェフリー・エプスタインの被害を訴える生存者のインタビューが公開され、オンライン上で激しい論争が広がっている。証言の信ぴょう性や責任の所在、政治的関与説までが交錯し、世論が大きく割れている状況だ。
18日(現地時間)、米CBSニュースによると、南アフリカ共和国出身のジュリエット・ブライアントさん(43)は、20歳の大学生時代にモデル活動をしていた際、エプスタインと初めて出会い、その後米国へ誘われて不適切な暴行や人身取引の被害に遭ったと主張している。

ブライアントさんは、ケープタウンのレストランでビル・クリントン元米大統領や俳優ケビン・スペイシー、クリス・タッカーらがエプスタインと会食する場に短時間招かれたと説明した。ただし、これら3人について違法行為を主張しているわけではないとしている。
その後、エプスタインの提案で米国ビザを取得し、ニューヨーク到着直後、カリブ海の私有島へ向かう機内で不適切な暴行を受けたと主張した。旅券を取り上げられた状態で数年間にわたり人身取引の被害に遭ったとも語っている。また、2020年のエプスタイン被害者補償プログラムや2023年のJPモルガンとの別途和解で補償を受けたという。

ブライアントさんの証言が今回初めて明らかになったわけではない。英BBCやSky Newsなども最近の現地インタビューを通じて同様の主張を報じている。BBCのインタビューでは、英国王室がアンドルー王子とエプスタインの関係を調査すべきだと訴え、Sky Newsには「見えない足かせに縛られているように心理的に支配されていた」と語った。さらに、エプスタインの私有島やニューメキシコ州の牧場でも複数回にわたり不適切な暴行を受けたと主張している
◆ コメント4000件超で対立 「成人だった」vs「人身取引は犯罪」

このインタビューが掲載された米ポータルYahoo Newsには4000件を超えるコメントが寄せられ、エプスタイン事件の関係者公表を求める声が相次いだ。
ある利用者は「エプスタイン以外の名前も公開すべきだ」として権力層の責任追及を訴え、別の利用者は「政府が関係者リストを隠している。被害者は正義を待っている」と指摘した。
一方で、被害者保護の必要性を強調する声もあり、「権力者が関与している可能性が高い。女性たちは24時間保護されるべきだ」との意見も見られた。

これに対し、証言の信頼性に疑問を呈するコメントも少なくなかった。「当時20歳で未成年ではなかった」「数年間逃げられなかったという点が理解できない」とする指摘もあった。
しかし別の利用者からは「旅券を取り上げられ私有島に閉じ込められていた状況で、どうやって逃げられるのか」「成人であっても人身取引や誘拐は犯罪だ」と反論が寄せられた。
コメント欄では事件と直接関係のない政治的議論も拡散した。クリントン元大統領やドナルド・トランプ前大統領の名前を挙げて責任論を展開する声と、それを否定する声が入り乱れ、対立が続いている。
エプスタイン事件は未成年性的搾取ネットワーク疑惑や政財界関係者の関与説が絡み合い、長年議論が続いてきた。今回のインタビュー公開を受け、被害者証言と責任者公表を巡る論争が再び激化している。
















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