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サンフランシスコに「インフレの波」直撃!関税直撃でチャイナタウンに「値札二重貼り」の異常現象

川田翔平 アクセス  

引用:海外メディア「フィナンシャル・ニュース」
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16日(現地時間)、米サンフランシスコのチャイナタウン、パシフィック・アベニューにある中国食品店ニューアジアマーケットの店内に入ると、既存の価格より高い新価格が別の色で表示された中国産食品が目に入った。この店から数ブロック離れた有名中国食品店ジャンボ・トレーディングでも最近、食品価格の上昇が見られた。両店とも新価格が既存の価格タグの上に貼られており、最近値上げがあったことがわかった。ドナルド・トランプ米大統領が中国製品に課し始めた最大145%の関税が、中国産食品の価格を押し上げている実態が確認できた。

パシフィック・アベニューで出会った中国系アメリカ人のウェイ氏は、好みのライススティックの値上げに落胆していた。中国・広東省産の輸入ライススティック400gが1.99ドル(約284円)で販売されていた。ウェイ氏は「先週はこの価格ではなかったのに、もう上がってしまった」と嘆いた。彼は「ライススティックだけではない。この店で売っている中国産食品は全部値上がりしている」と顔をしかめた。

数ブロック先の有名中国食品店で出会った50代の中国系アメリカ人、エイミー・チャン氏は、オイスターソースの新価格を見てため息をついた。広東省の有名ソースメーカー製の大容量オイスターソースが7.49ドル(約1,069円)、小容量が4.99ドル(約712円)にそれぞれ値上がりしていた。チャン氏は「麺類を10個買うと1個無料だったのに、それもなくなった」と話した。ある食品店の従業員は、トランプ就任直後の2月中旬に30ドル(約4,281円)だった中国産のギフト用クッキーが今では36.5ドル(約5,207円)になったと明かした。

チャイナタウンの店主たちは、関税による更なる値上げを懸念して急いで商品を仕入れたと口を揃えた。あるかつら店の店主は「今年のハロウィン用のかつらを前もって確保した」と語った。フォーチュンクッキー店を営むケビン・チャン氏は「関税で中国から輸入する紙袋の価格が上がると予想し、事前に購入した」と説明した。彼は包装・配送用の袋に安価な中国製を使用してきた。

この日、チャイナタウンの至る所で商品の山積みが目立った。関税による値上げを少しでも抑えるため前もって注文した商品だという。ある店では2階倉庫への階段にまで商品が積まれ、危険そうに見えた。

一方、大型スーパーの顧客はトランプ政権の関税引き上げをあまり実感していないようだった。この日、サンフランシスコ南部のサンタクララ地域のコストコ店舗では、多くの顧客がカートに商品を山積みにしていなかった。関税前後で価格差があまり感じられないためだ。輸入バナナも、グアテマラ産やエクアドル産とも関税前後で価格変動がほとんどないという。

関税導入直後に一部の顧客が殺到したことはあったが、パニック買いには至らなかったとコストコの従業員たちは口を揃えた。従業員のフェルナンド氏は「ベトナム産の犬用おやつなど一部の輸入品は、関税導入直後に需要が若干増えた時はある」と語った。コストコで出会った30代女性客のアマンダ・ステップ氏は「トランプ大統領は最悪で不公平だけど、買いだめするほどではない」と話した。

引用:海外メディア「フィナンシャル・ニュース」
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