
英国で、既婚の中学校副校長が10代の女子生徒と不適切な関係を持ったとして起訴された。
18日(現地時間)、英紙ザ・サンによると、コーンウォール州のペリン・カレッジで副校長兼英語教師を務めていたジョン・ハービー被告(51)が、当時16歳の女子生徒と繰り返し性的関係を持った疑いが持たれていると報じられた。
検察によると、ハービー被告は自身の車内だけでなく、生徒の父親が不在の際に生徒の自宅でも性的関係を持ったとされている。検察は「ハービー被告は生徒に秘密保持を要求し、二度にわたり妊娠の可能性が懸念される状況が発生した」とし、関係は生徒が卒業した後も続いたとされている。
事件は被害生徒の友人らの通報で発覚した。ハービー被告は取り調べに対し、全ての容疑を否認し、「彼女の妄想に過ぎない」と主張している。
英国の現行法では性行為の同意年齢は16歳と定められているが、生徒に対してみだらな行為を行った場合、18歳未満であれば児童福祉法違反に該当する。
検察は現地法の規定に違反した性犯罪容疑2件で起訴した。強制性は認められていないが、職権と権力を乱用した明白な違法行為と位置付けている。
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