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「10歳以下の子ども5人に165回の虐待」殴って、立たせて、心も壊したピアノ講師に実刑判決

織田昌大 アクセス  

引用:Gettyimages

韓国で、ピアノが上手に弾けなかったり、楽典の問題を間違えたことを理由に、幼い受講生の頭や腕を数十回にわたって殴ったという30代のピアノ教室の代表に実刑判決が言い渡され、法廷で身柄を拘束されたことが明らかになった。

15日、韓国の法曹界によると、水原(スウォン)地方裁判所刑事19単独部は、児童虐待犯罪の処罰等に関する特例法違反(児童福祉施設従事者等による児童虐待の加重処罰及び常習虐待)の容疑で在宅起訴されたA被告(34)に対し、懲役1年を言い渡したという。加えて、40時間の児童虐待防止教育プログラムの履修と3年間の児童関連施設への就職制限も命じた。

A被告は2023年6月14日午後5時10分頃、自身が運営する京畿道(キョンギド)・水原市にあるピアノ教室で「Bちゃんがピアノを上手く弾けず、楽典の問題を間違えた」などの理由で、約50分にわたり手のひらや手の甲で頭や腕を約50回殴打したとされている。

この暴行により、被害者Bは14日間の治療を要する開放性脳震盪と診断された。捜査によると、A被告は約3ヶ月間にわたって被害者Bに対し、身体的・情緒的虐待を合計34回繰り返していたという。

また、A被告は被害者C(当時10歳)に対しても、同様の理由で約80分間手を挙げたまま立たせるなど、2ヶ月にわたり16回の精神的虐待を行っていたことが明らかになった。

A被告から虐待を受けた児童は、BとCを含めて6歳から10歳の5人であることが確認されており、A被告はこれらの児童に対して合計165回にわたる身体的・精神的虐待を繰り返していたという。

裁判でA被告は「上うまくなってほしいという思いが強すぎた。虐待だとは思わなかった。本当に申し訳ないと思っている」と主張した。

しかし、裁判所は「被告は児童虐待の通報義務を負う立場にありながら、長期間にわたり5人の児童に対して繰り返し児童虐待を行った」とし「特に、頭部を強く殴るといった危険な行為も多数含まれている」と指摘した。

さらに「当時小学2年生だった被害者Bさんは『ピアノ教室に行くのが毎回怖かった。被告の行為により、悲しくなったり死にたいと思ったりした』と証言しており、長期間にわたって極度の精神的苦痛と恐怖を感じていたことがうかがえる」として「他の被害児童の保護者が処罰を望まない意向を示しているが、実刑は避けられない」として、A被告を法廷で拘束したと伝えられている。

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