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「同族を喰らい毒を極限まで濃縮」…スペインの海岸を閉鎖に追い込んだ“最も美しい殺し屋”の正体とは?

竹内智子 アクセス  

引用:Sylke Rohrlach
引用:Sylke Rohrlach

スペイン東部の観光地コスタブランカで、猛毒を持つ海洋生物「ブルードラゴン(アオミノウミウシ)」と呼ばれるウミウシが確認され、11kmに及ぶ海岸線で遊泳が全面禁止となった。

英紙『デイリー・メール』は21日(現地時間)、「海で最も美しい殺し屋」とも呼ばれるブルードラゴンの出現を受け、地元当局が遊泳禁止措置をとったと報じた。

スペイン南東部の海辺の町グアルダマル・デル・セグラのホセ・ルイス・サエス市長は前日、SNSで「海岸でブルードラゴン2匹が発見された」と明らかにした。市長は「華やかな色合いで体長はわずか4cm程度だが、毒を持つため決して近づいてはならない」と警告した。

ブルードラゴンは、猛毒クラゲとして知られるカツオノエボシなど有毒生物を捕食し、その毒を体内に濃縮して蓄える。このため毒性は格段に強まり、自身よりはるかに大きな獲物をも麻痺させることができる。同種を捕食することもある。

外見は鮮やかで珍しいが、触れたり踏んだりすると体内に蓄えられた毒が皮膚に注入される危険がある。刺されると吐き気や痛み、嘔吐などの症状が一般的で、場合によっては深刻なアレルギー反応を引き起こす恐れもある。多くは致命的ではないとされるが、重度のアレルギー体質の人や子ども、心臓や呼吸器に持病のある人、または複数回刺された場合には死亡に至る可能性も指摘されている。

地元当局は、海流に乗って新たなブルードラゴンが漂着していないか監視を開始した。発見した場合は直ちにライフセーバーや関係当局に通報するよう呼びかけている。また「刺された際は海水で患部を洗い、速やかに救護所や病院を受診してほしい」と注意を促した。

近隣の地域でもブルードラゴンが確認され、遊泳は禁止となった。2018年には、刺された11歳の少年が腹痛や首の痛みを訴えて病院に緊急搬送される事例があり、その際には120kmにわたり遊泳禁止措置が講じられた。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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