
【引用:163.com】中国湖南省で仲人を通じて知り合った女性と、出会ってわずか4時間で婚姻届を提出した40代男性が、結婚から3週間の間に24万元を失う重大な被害に遭った。女性は離婚後に二人の娘を育てる誠実な美容師と紹介され、見合いの場には9人の仲人が同行していた。幼い頃に父を亡くし病気の母を支えて働き始めた黄氏は恋愛経験が少なく、家庭を築ける相手と聞いてすぐに故郷へ向かった。到着後の展開は早く、仲人たちに急かされるまま民政局で写真撮影と署名を済ませ、出会いから4時間で婚姻手続きが完了した。

【引用:163.com】婚姻後、黄氏は宿泊先で初夜を迎えようとしたが女性は拒み、その翌日には広東省で働くよう促した。離れて暮らす新妻を気遣いながら連絡を続けたものの、返信は少なく、優しい口調になるのは金銭を求める時だけだった。服代、家賃、娘の習い事、母親の薬代など名目は増え続け、七夕には金銭を要求し、さらに10万元を預ければ毎月利息が得られるとする投資話まで持ちかけた。疑いを抱かないまま送金を続けた結果、通帳残高24万元は急速に減っていった。

【引用:163.com】やがて妻はビデオ通話を拒否し、メッセージを読まない状態が続き、黄氏は異変を感じて故郷へ戻った。しかし妻は彼を迎えるどころか近隣住民の前で娘への不当行為をでっち上げて非難し、黄氏が抗議すると騙したと認めたうえであなたが自分で金を渡しただけと嘲笑したという。返金を求めても取り合わず、荷物をまとめて娘と共に姿を消した。連絡手段はすべて遮断され、妻の実家を訪ねても誰も行方を明かさなかった。

【引用:163.com】その後、黄氏は映像を公開して助けを求め、警察に通報したうえで弁護士に依頼して法的手続きを進めている。しかし弁護士は勝訴しても相手が財産を隠せば回収は困難だと指摘する。ネット上では組織的な結婚詐欺だ、仲人9人全員を調査すべきだなど批判が相次ぎ、専門家も経済的弱者を狙う詐欺が増えているとして、結婚は急がず家族や関係者の確認を経ることが重要だと警告した。













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