
ベトナム南部ホーチミン市で、火災が発生したトラックが2キロメートル以上にわたって走行する事案が発生した。
22日(現地時間)、ベトナムのニュースサイト「VnExpress」の報道によれば、トラック運転手のグエン・タ・トゥン氏(33)は20日、ノートパソコン用バッテリーの廃棄物約5トンを積み、カットライ港からドンホア区へ向けて走行していたところ、車両後部から火花が上がる火災が発生した。
トゥン運転手は当時、バッテリーが爆発したかのような音が聞こえたとしている。同氏は車を停止させ、周囲の運転手らと共に携帯用消火器で初期消火を試みたが、火の勢いは急速に拡大した。
火勢が制御不能となったため、トゥン運転手は近隣に消防署があることを確認し、ハザードランプを点灯させたまま渋滞の中を走行して消防署へ向かった。この過程で、複数の交差点を通過せざるを得なかったとしている。
消防署に到着したトゥン運転手は、道路脇の緑地に車両を停め、消防隊員らに状況を説明した。消防当局は消防車2台を出動させ、高圧ホースによる消火活動を実施した。火は約5分で完全に鎮火した。
現地警察は「運転手の迅速な判断と対応により、市街地での大規模火災に発展しかねない事故を防ぐことができた」とコメントしている。
調査の結果、火災は荷台に積まれていた電子廃棄物とバッテリー同士の摩擦によって発生したことが明らかになった。トラックの下部には大きな損傷はなかったものの、積載されていたバッテリー廃棄物の大半は焼失したとしている。













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