
ダイエットというと、いつも思い浮かぶのは運動だ。しかし、50代以降は、どんなに運動しても体重が減らない場合が多い。むしろ疲労が増すこともある。
理由は一つだ。筋肉が減ったからだ。筋肉が減ると基礎代謝量が下がり、同じ運動をしてもカロリーの消費が少なくなる。この時、最も効果的なのは運動よりもタンパク質摂取だ。
50代以降、筋肉はなぜ減るのか?

筋肉は25歳から毎年1〜2%ずつ自然に減少する。70歳前には10年ごとに8%ずつ、70歳以降は15%ずつ減る。
特に中年期には、タンパク質摂取に対する筋肉合成反応が低下する「タンパク同化抵抗性」が現れる。
つまり、同じ量のタンパク質を摂取しても、若い頃より筋肉を作る効率が落ちる。そのため50代以降は、タンパク質をより多く、より意識的に摂取する必要がある。
タンパク質がなぜダイエットに効果的なのか?
タンパク質はダイエットの要だ。

・満腹感が長続きする → 間食、過食が減る
・炭水化物より消化過程でエネルギーを多く消費する
・筋肉量維持 → 基礎代謝量維持
・筋肉が脂肪を燃焼させる役割を果たす
タンパク質が不足した状態で運動だけすると、逆に筋肉量が減ることがある。運動とタンパク質は一体だ。
間食もタンパク質に変えよう
これまで間食に果物、餅、菓子を食べていたなら、変えてみよう。
・じゃがいも・さつまいも・餅 → ナッツ一握り(アーモンド、くるみ、ピスタチオ)
・果物だけ食べる → ギリシャヨーグルト + 果物
・甘い間食 → チーズ1枚 + タンパク質ドリンク
小さな変化だけで、一日のタンパク質摂取量を大幅に増やせる。

50代以降のダイエットの鍵は運動ではなくタンパク質だ。筋肉を守らなければ基礎代謝量が維持できず、そうしなければ体重管理もできない。
三食均等に、一食あたり15g以上のタンパク質を摂取する。これだけ意識すれば、運動の前に食事を変えなければならないことに気づくだろう。















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