
米国のハワード・ラトニック商務長官がNVIDIAの高性能人工知能(AI)チップ「H200」がまだ中国企業に販売されていないと明らかにした。23日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)などによると、ラトニック長官は22日(現地時間)の米上院歳出委員会の公聴会で「現在まで中国企業に該当チップが販売されたことはない」と述べたという。
ラトニック長官は販売遅延の原因として中国政府を指摘した。彼は「中国のクラウド企業が該当チップの購入を希望しているが、中央政府が自国産業への投資を維持するためにまだこれを許可していない」と説明した。続けて「米国はどんな状況でも最高性能のチップを中国に販売しない」と強調した。
米中関係については「微妙なバランスが存在する」とし、米国のドナルド・トランプ大統領は中国の習近平国家主席と最良の関係を維持しており、そのバランスも保たれていると評価した。NVIDIAのH200は2023年末に公開されたH100の後継となる高性能モデルで、生成AIや高度なディープラーニング学習向けに設計された高性能GPUだ。AI半導体分野で事実上グローバル標準としての地位を確立し、需要が急増している。
これに先立ち米政府は1月、中国に対する輸出制限政策の一環としてH200チップの輸出を条件付きで許可したが、25%の輸出制御コストを課す措置を並行して行った。一方、中国政府は半導体の自立戦略を掲げ、該当チップの導入に慎重な姿勢を示してきたが、アリババ、ByteDance、テンセントなど一部企業は当局から輸入の承認を受けたと伝えられている。
















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