空腹時にキャベツと卵を一緒に食べると…体重に変化はあるのか

空腹は過食を招きやすい。こうした食習慣が続くと、体重増加につながる可能性がある。血糖値や肥満を研究する学術団体は、「空腹感が強い時は外食を控えるように」と呼びかけている。自宅で食事をする際も同じことがいえる。炭水化物(ご飯、麺、パン、じゃがいもなど)を食べる前に、血糖値を急激に上げにくい食品を先に摂取するのがよい。満腹感を得やすくなり、過食を防ぐことで肥満の予防に役立つためだ。血糖値のコントロールにもつながる。空腹時に食べるキャベツや卵も、こうした役割を果たす。
ご飯より先に卵とキャベツを食べると…食事量が減る可能性も
ご飯、麺、パンなどを食べる前に「卵を先に摂取すれば、全体の食事量を減らせる」とする医師の見解が示されている。卵はタンパク質が豊富で満腹感が持続しやすいため、主食の量を減らしやすい。卵をキャベツと一緒に食べると、腸内環境を整える働きが期待でき、栄養代謝にも良い影響を与える。この2つは「食べ合わせ」が良いといえる。ギリシャヨーグルトにゆで卵を合わせ、オリーブオイルを加えると、血糖スパイク(食後血糖値の急上昇)の抑制に役立つ。
卵は「完全タンパク質」なのか…必須アミノ酸をバランスよく含む食品
卵には、体に吸収されやすい動物性タンパク質が多く含まれている。動物性タンパク質は、植物性タンパク質(豆、豆腐など)とは異なり、必須アミノ酸がバランスよくそろっているため、「完全タンパク質」と呼ばれることもある。卵1個には約6グラムのタンパク質が含まれている。朝に2個食べれば、12グラム程度のタンパク質を摂取できる。昼食や夕食で肉、魚、豆類、豆腐などを加えれば、1日のタンパク質摂取量を過度に心配しなくてもよい。卵2個分のコレステロールが気になる場合は、白身だけを食べてもタンパク質を摂取できる。
胃に良い食品として知られるキャベツ…血管疾患の予防にもつながる
キャベツは、胃に良い食品として知られている。ビタミンUやビタミンKが胃粘膜を保護し、傷ついた粘膜の修復に役立つ。朝の空腹時にも適した食品とされる。肝臓に蓄積した脂肪の処理を助け、脂肪肝の予防や管理にも役立つ。スルフォラファンという成分は、血管内の血栓形成を抑えるタンパク質を活性化する。心臓病や脳卒中(脳梗塞・脳出血)などの血管疾患の予防にもつながる。食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を緩やかにするため、血糖スパイクの抑制も期待できる。
キャベツの栄養素は熱に弱い…軽くゆでるか炒める程度に
キャベツに含まれる栄養素の多くは熱に弱い。加熱する場合も、軽くゆでるか炒める程度にとどめたい。搾り汁やジュースにすると、血糖値の調整に役立つ食物繊維が一部失われる可能性があるため、生のまま食べる方がよい。前日に食べやすい大きさに切っておけば、朝すぐに食べられる。キャベツの外葉を2~3枚取っておき、外側の葉で包んで保存すると、乾燥や変色を防ぎやすくなる。













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