
ベネズエラの連続地震による死者が1,700人を超えたことが確認される中、国連が最悪の人的被害に備えていることが明らかになった。29日(現地時間)、BBCなどの海外メディアはベネズエラ当局と国連が死者急増に備えて「遺体袋」1万個を準備中だと報じた。ベネズエラの国連常駐調整官であるジャンルカ・ランポラ・デル・ティンダロ氏は、この日のオンライン記者会見で「すでに報告された数をはるかに上回る死傷者数を予想している」と指摘した。さらに、「間接的な指標として我々は当局と合意の上、遺体袋1万個を調達している」と明かした。さらに「本当に残念なことだ。実際の数字がこれよりもはるかに少ないことを心から願う」と付け加えた。
国連推定の行方不明者5万人
現在、ベネズエラ当局が公表した死者数は1,719人、負傷者は5,034人、避難民は1万5,866人だ。しかし、国連の推定では行方不明者は約5万人であり、民間ウェブサイトに寄せられた行方不明者の通報件数はすでに8万人を超えている。これらの中で相当数が死亡している可能性が指摘され、正式な死者数は予測すら困難な悲惨な状況だ。さらに、地震発生後の生存者救出の「ゴールデンタイム」とされる72時間も経過し、国連と政府は最悪のシナリオに備えている。この過程で準備されたのが、まさに遺体袋だ。遺体袋(ボディバッグ)は病院、災害現場、犯罪現場などで死亡した人の遺体を衛生的かつ安全に収容し移動するために使用する特殊な袋だ。
「死者10万人を超える確率30%」
今回の地震は24日午後6時4分頃、ベネズエラの首都カラカス近郊のカリブ海沿岸モロン西部地域で発生した。米国地質調査所(USGS)によると、マグニチュード7.20の最初の地震発生からわずか39秒後に、より強いマグニチュード7.50の地震が最初の震源から南西に約45km離れた地点で発生した。地震発生直後、強い揺れが起こり建物が崩壊し、驚いた住民たちは一斉に屋外へ避難した。この日はスペインからの独立を決定づけた1821年の軍事的勝利を記念するベネズエラの祝日で、多くの住民が自宅にいた。特にUSGSの予測はさらに深刻だ。USGSは強震による死者数が1万人を超える確率は44%、10万人を超える確率は30%に達すると発表した。USGSが最悪の人的被害を予想した理由は、連続的な強震と土壁構造の建物が多いこと、人口密集都市区域、祝日の夕方時間帯など最悪の条件が重なったためだ。














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