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クルマが30万km走れる…専門家が教える「寿命を5年延ばす」簡単習慣

山田雅彦 アクセス  

引用:depositphotos
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新車価格や保険料、修理費の負担が増している昨今、車を長く乗り続けることは、最も現実的な節約手段の一つだ。車の寿命を延ばすうえで、特別な秘訣は必要ない。日常的なメンテナンスを地道に続けるだけで、十分に効果は期待できる。

米消費者情報誌コンシューマー・レポートによれば、最新の車両は適切な管理を行えば30万km以上走行させることも難しくないという。

基本となるのは、取扱説明書に記載された整備サイクルを守ることである。エンジンオイルやフィルター、ベルト、スパークプラグといった消耗品を適切な時期に交換すれば、小さな不具合を初期段階で見つけやすくなる。米国自動車協会(AAA)も、メーカー推奨の整備を励行することが故障予防に有効だと説明している。

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タイヤの空気圧チェックも欠かせない。空気圧が不足するとタイヤの摩耗が進みやすく、燃費の悪化や安全性の低下にもつながる。専門家は、適正な空気圧を維持するだけで燃費を最大3%ほど改善できると指摘する。逆に空気圧が1psi下がるごとに、燃費は約0.2%悪化するとされる。

タイヤのローテーションやホイールバランス、アライメントの点検も定期的に欠かせない。タイヤは走行条件によって摩耗の進み方が変わるため、定期的に位置を入れ替えることで、寿命を延ばしつつ乗り心地も維持しやすくなる。業界では一般に5,000〜1万kmごとのローテーションが推奨されている。

エンジンオイルの交換も、車の寿命を左右する重要な作業である。エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑と冷却という重要な役割を担っている。交換時期を過ぎるとスラッジや汚れが蓄積し、結果的にエンジンの寿命を縮めることにもなりかねない。同誌も、基本的なメンテナンスを着実に行うだけで車の寿命は大きく延びると述べている。

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メーター内に表示される警告灯を見落とさないことも重要となる。エンジン警告灯、オイル警告灯、バッテリー警告灯、水温警告灯などは、車両の異常を知らせるサインだ。こうした警告を放置すれば、燃費の悪化にとどまらず、重大な故障につながる恐れもあるとされる。

燃料や各種オイルは、メーカーが指定する規格を使うのが基本である。ハイオクガソリンを入れたからといって、必ずしも車の状態が良くなるわけではない。取扱説明書に記された推奨オクタン価に従うのが、最も合理的な選択といえる。エンジンオイルや冷却水、ミッションオイル、ブレーキフルードについても、メーカー指定の仕様を選びたい。

リコールへの対応を先延ばしにすべきではない。リコールは単なる点検作業ではなく、安全に直結する内容を含むケースが多い。専門家は、年に2回以上は自身でリコール情報を確認するよう勧めている。リコール対象となれば、大半は無償で修理が受けられる。

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整備や修理の履歴を記録として残しておくのも有効だ。エンジンオイル交換やタイヤ交換、ブレーキ整備の履歴を残しておけば、次回の整備時期を把握しやすくなるうえ、中古車として売却する際にも管理状況を示す材料になる。

運転の仕方も、車の寿命を大きく左右する。急加速、急ブレーキ、速度超過はいずれも、エンジン、トランスミッション、ブレーキ、タイヤ、サスペンションに大きな負担をかける。米エネルギー省(DOE)は、荒い運転によって高速道路では最大30%、市街地では最大40%も燃費が悪化し得ると報告している。

洗車にも、見た目をきれいに保つ以上の意味がある。特に冬場に路面へ散布される融雪剤や、沿岸部の潮風に含まれる塩分は、車体下回りの腐食を早める要因となる。定期的に洗車を行い、下回りまで丁寧に手入れすることが、車体の腐食を防ぐうえで効果的だ。

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