職場生活の基本中の基本とされる勤怠を無視しても会社で絶対的な信頼を得る上司の存在が新入社員の疑問を呼び起こした。
最近オンラインコミュニティで営業チームに入社したばかりという投稿者が毎日遅刻を繰り返す上司の行動を告発し、社会的な成果と誠実さの相関関係について疑問を投げかけた。
投稿者は上司が常習的に遅刻し、勤務時間も守らないにもかかわらず、組織内で誰もこれを問題視しない奇妙な状況に困惑を隠せなかった。
投稿者の説明によると、この上司は勤怠面では落第点だが、業務能力では他の追随を許さないレベルだという。
実績は常に不動の1位を記録し、斬新なアイデアと優れた瞬発力で困難な状況を賢く切り抜ける能力を持っている。特に役員陣さえ彼に全幅の信頼を寄せるほど、会社内のキーパーソンとしての地位を確立している。投稿者は「普通、不誠実なら社会で即解雇されるのではないか」とし、「営業は成果さえ良ければ全てが許されるのか」と疑問を呈した。

コミュニティの利用者たちは投稿者の疑問に対して冷徹ながらも現実的なアドバイスを寄せた。大多数のネットユーザーは社会は学校とは異なり「過程」より「結果」が優先される場所だと強調した。
ある利用者は「営業職で実績1位は即ち法であり権力だ」とし、「会社には、稼いでくれる人間を切る理由などまったくない」と断言した。また別のネットユーザーは「その上司が数時間働かずに帰るのは、すでにその時間内に他の人の数日分の業務量をこなしたか、それに相当する価値を創出したからだろう」と分析した。
一方、投稿者の懸念のように組織文化に与える悪影響を警戒する声もあった。ある会社員は「成果が全てを正当化し始めると、他のチームメンバーが相対的な剥奪感を感じ、勤怠規律が緩む可能性がある」とし、「長期的には組織のシステムを壊す毒になりかねない」と指摘した。しかし、こうした批判的な意見でさえ「その程度の実績を出す人材なら他の会社から引き抜かれようとするだろうから、わざわざ勤怠で圧迫する会社は多くない」という現実論には同意する雰囲気だった。
この話は「誠実さ」という伝統的な価値と「能力主義」という資本主義的価値が衝突する地点を明確に示している。
新入社員である投稿者にとって上司の遅刻は不誠実の証だが、会社の立場では彼がもたらす莫大な利益が即ち最高の誠実さに置き換えられるということだ。「困難な状況でセンスのある対応をする」という投稿者の描写のように、営業現場で発揮される野生的な感覚は、定められた時間に出勤する誠実さよりもはるかに希少な資源として扱われるのが冷徹なビジネスの世界だ。
結局、今回の論争は社会人に「代替不可能な存在」になることがどのような意味を持つのかを再認識させた。
組織のルールを破りながらも歓迎される存在は、結局そのルールを上回る圧倒的な実績を証明したからだ。
投稿者が感じた不合理さは社会生活の苦い現実かもしれないが、同時に実力が最高の福利厚生であり盾となるという資本主義の素顔でもある。ネットユーザーたちは投稿者に上司の勤怠を指摘するよりも、彼がどのように実績1位を維持しているのかその秘訣をまず学ぶことが賢明な処世だという痛烈なアドバイスを残した。













コメント1
磯爺
昭和の昔、混雑する交差点で信号待ちの車の窓を笑顔で拭くスーツ姿の男がいた。彼は車売上日本一のカリスマ営業者だった。後に彼の後輩、会社役員たちはそれを知って驚いたというし、誰も文句は言わなかった。