
ウゴービやマンジャロなどのGLP-1受容体作動薬について、減量の過程で筋肉量まで大幅に減少する可能性があるとの懸念が提起された。
17日(現地時間)、米ウォール・ストリート・ジャーナルは、米国糖尿病学会の分析結果を引用し、GLP-1ベースの薬剤が体脂肪だけでなく筋肉の減少にも影響を与える可能性があると報じた。
GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)系医薬品であるウゴービやマンジャロは、元々2型糖尿病の治療を目的に開発されたが、高い減量効果が知られるようになり、肥満治療分野でも急速に普及した。最近では著名人による使用例も話題となり、いわゆる「ダイエット注射」として人気を集めている。
研究チームは、これらの薬剤を使用した場合、最大で約10%の筋肉減少が生じる可能性があると分析した。これは自然な老化過程で10年以上かけて進行する筋肉減少と同程度の水準だと評価されている。
減量の過程で筋肉が減少する現象自体は一般的だが、短期間で減少幅が大きくなる場合、疲労感や筋力低下、バランス感覚の低下、活動能力の減少などにつながる可能性があるという。また、基礎代謝量の低下によって、体重が再び増加する、いわゆる「リバウンド」のリスクも高まるとの指摘が出ている。

今回の分析に参加した研究者ダニエル・グリーン氏は、「肥満治療の過程でかえって身体機能の低下を招く可能性がある」と述べた。
また、イタリア・トリノ地域の大学病院による研究では、GLP-1受容体作動薬の副作用の一つである筋肉減少が、女性により多く見られる可能性も示された。
専門家らは、副作用のリスクを抑えるためには、十分なタンパク質の摂取と継続的な筋力トレーニングが必要だと助言している。GLP-1受容体作動薬「ゼップバウンド」を製造するイーライ・リリー側も、この薬剤は運動と併用することが望ましいと説明している。
一方、複数の国の医療関係者や規制当局は、GLP-1受容体作動薬が短期間の減量手段のように使用される流れに懸念を示している。ただ、研究チームは、現時点では服用中止の基準や長期的な管理指針が十分に整っていない状況だと指摘した。













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