
ロシア軍が20日(現地時間)、ウクライナ南部ザポリージャにミサイル攻撃を実施し、少なくとも4人が死亡、6人が負傷したとウクライナ当局が同日発表した。
ザポリージャのイワン・フェドロフ知事はロシア軍が発射した9発の弾道ミサイルが市内を攻撃したと説明した。
ザポリージャでは今月2日にも、ロシア軍による大規模な夜間空爆が行われ、ウクライナ全土で少なくとも11人が死亡、111人が負傷している。
2日(現地時間)BBCやキーウ・インディペンデントによると、ロシア軍は同日未明、ミサイルと無人機(ドローン)を使用してウクライナ各地に大規模な夜間空爆を実施したという。
攻撃は首都キーウと中部の要衝ドニプロに集中した。ドニプロでは未明の空爆で7人が死亡、36人が負傷したほか高層住宅49棟が損壊し、このうち7棟が全壊した。ドニプロのオレクサンドル・ハンジャ知事は「13歳の少女を含む負傷者23人が病院へ搬送された」と発表した。
首都キーウでも高層マンション2棟が攻撃を受け、少なくとも4人が死亡し子ども2人を含む65人が負傷したとキーウのビタリ・クリチコ市長が明らかにした。

ウクライナ北東部ハルキウでも複数の地域がドローンやミサイルによる攻撃を受け、住宅や車両などが被害を受けたほか、少なくとも10人が負傷した。ザポリージャの工業施設やキーウのブチャ、ビシュホロドなどでも民間施設や倉庫が被害を受けた。
ロシアはウクライナ軍による学生寮への攻撃に言及した上で、組織的な報復攻撃を行うと警告していた。これは、ウクライナ軍が5月21日から22日にロシア占領下のルハンスク州スタロビリスクにある学生寮をドローンで攻撃し、21人が死亡したとされる事案を指している。
こうした攻防の激化により人的・物的被害が拡大する中、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はドナルド・トランプ米大統領に対し「弾道ミサイル迎撃システムを含む防空システムが深刻に不足している」として追加支援を要請した。しかし、その後もザポリージャは再びミサイル攻撃を受ける事態となった。













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