メローニ伊首相に不満か…イラン対応での協力不足を指摘

ドナルド・トランプ米大統領は21日(現地時間)も、イタリアのジョルジャ・メローニ首相に対する批判を繰り返した。イラン情勢の過程で、イタリアが十分に協力しなかったことに言及したものだ。
トランプ大統領は21日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「北大西洋条約機構(NATO)に数十億ドル(約数千億円)を注ぎ込んできたイタリアとその首相は、イランがもたらす極めて深刻な核の脅威に巻き込まれることなど夢にも思っていなかっただろう」と投稿した。
そのうえで、「何十年もの間、米国は彼ら(イタリア側)を守ってきたが、いざ危機が訪れた時、彼らは我々や世界の他の国々を守ろうとはしなかった」とし、「好ましくない」と批判した。
これは、米国がイランと戦争状態にあった間、NATO同盟国であるイタリアが非協力的だった点を問題視したものとみられる。特に、イランによるホルムズ海峡封鎖を受け、米国が商船護衛のための艦艇派遣をNATO加盟国に求めた際、イタリアを含む加盟国がこれに応じなかったことを念頭に置いた発言と受け止められている。
トランプ大統領はまた、メローニ首相が自身に写真撮影を懇願したとする主張を繰り返し、対立をさらに深めた。

同氏は20日(現地時間)にもトゥルース・ソーシャルで、「メローニ首相は、フランスで開かれた主要7カ国(G7)首脳会議の期間中、私に何度も一緒に写真を撮ってほしいと頼んできた」と主張した。
さらに、「支持率を上げるために、また友人に戻りたがっているようだが、お断りだ」と付け加えた。
これに対し、メローニ首相はSNSに投稿し、「こうした執拗で、何の理由もない攻撃は無意味だ」として、トランプ大統領の主張に反論した。
メローニ首相は、「私の支持率に関して言えば、あなたの友人であったことが何かの助けになったことは一度もなく、私の支持率はあなたとの関係で決まるものでもない」と述べた。
そのうえで、「いずれにせよ、私の支持率はあなたが気にかけるべきことではない。自分自身の支持率に集中することを勧める」と切り返した。
イタリアは抗議の意思を示すため、アントニオ・タヤーニ外相の訪米を取りやめたと伝えられている。













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