「ワールドカップはチャンス、イケメンが多そう」 転売チケットまで購入し出会い探し

「2026 FIFAワールドカップ北中米大会のおかげで、男性と出会う機会が本当に増えました。今年の夏が本当に楽しみです」
米ニュージャージー州に住む33歳の女性ディー・ベルバックさんは、ワールドカップ開幕とともに胸を躍らせる日々を送っている。
普段からサッカーファンだというベルバックさんは、今大会期間中、ニューヨークやニュージャージー周辺で開かれるサッカー関連のパーティーやイベントにできる限り参加する予定だ。世界中から集まるサッカーファンや、運が良ければプロ選手との運命的な出会いにも期待している。
ニューヨーク・ポストなどによると、11日に開幕した2026 FIFAワールドカップ北中米大会を機に、米国各地の独身女性たちが出会いを求めて動き出している。
32年ぶりに米国で開かれるサッカーの祭典を、異性との新たな出会いの絶好の機会と捉えているのだ。
大会期間中に米国を訪れると見込まれる来訪者は約650万人に上る。今月発表されたある市場調査では、訪問客の約56%が男性だった。
訪問客は米国のナイトライフやグルメを楽しむ一方、現地の人との出会いにも高い関心を示している。外から流入する数百万人の男性が、停滞していた米国のデート市場に新たな活気をもたらしている形だ。
退屈なマッチングアプリよりワールドカップ、転売チケット購入も
こうした中、現地の女性たちは出費もいとわない。
エクアドル代表の熱心なファンであるベルバックさんは、オンラインのリセールサイトで安い席を中心にワールドカップの試合チケット4枚を購入し、約2,000ドル(約32万円)を使った。
さらに、フィラデルフィア、カンザスシティ、ボストン、ダラスなどへ応援に向かうための航空券や宿泊費も別途かかる。ベルバックさんは「最近の米国の恋愛市場は最悪です。運命の相手に出会えるなら、数千ドルを投じるのは惜しくありません」と話した。
近年、ニューヨークなど米国の大都市は「独身男女が孤独に年を重ねやすい都市」の上位に相次いで入っている。
試合が行われる開催都市の独身女性たちも慌ただしく動いている。計9試合が行われるテキサス州に住む31歳の女性カレン・グティエレスさんは、最近Tinderなどのデートアプリを再びインストールし、プロフィールを大幅に修正した。
グティエレスさんは米国とメキシコの代表ユニフォームを着た写真を目立つ位置に載せ、プロフィールには「得意なこと:サッカー観戦にいい場所を知っている」と書いた。
「外国人ファンは『soccer』ではなく『football』と呼ぶので、それに合わせてキーワードを入れました。スペイン語を話す背の高い素敵な男性と、楽しい夏を過ごしたいです」と語った。
開催都市でなくても遠征へ、SNSでも話題
ワールドカップ開催都市の外に住む人たちまで、出会いを求めて「恋の遠征」に乗り出そうとしている。イリノイ州シカゴに住む33歳の女性パット・モラードさんは、今年の夏、ニューヨーク、ロサンゼルス(LA)、マイアミなどへの旅行を予定している。
モラードさんはSNSで、ほかの女性たちに向けて「男性たちが押し寄せてくるから、気を引き締めよう」と呼びかける動画も投稿した。
「30代のデートは、アプリを入れては消す退屈な繰り返しです。でも、それをワールドカップというお祭りと結び付けると、結果にかかわらず、過程そのものが楽しいイベントになりました」と説明した。
現地メディアは、SNS上で「2026年ワールドカップであなたのパパに出会ったのよ」と冗談交じりに語るミームが広がるなど、今回の北中米ワールドカップが米国の若い男女にとって、単なるスポーツイベントを超えた新たな「出会いの場」として機能していると分析している。














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