コンゴ民主共和国から帰国した医師の感染を確認

フランスで初めてエボラウイルスの感染者が確認され、欧州の保健当局に緊張が広がっている。
AFP通信によると、フランス保健省は24日(現地時間)、最近コンゴ民主共和国から帰国した医師1人がエボラウイルス検査で陽性と判定されたと発表した。感染者はフランス入国直後から隔離措置が取られており、現在は専門医療チームの管理下で治療を受けている。
医師はコンゴ民主共和国で人道医療活動に従事していた際に感染したとみられる。フランス保健省は「フランス本土で確認された初のエボラウイルス感染例だ」とし、一般市民への感染リスクは低いとの見解を示した。
今回の事例は中央アフリカを中心に拡大しているエボラ出血熱の流行が欧州にも及んだ可能性がある点で注目されている。コンゴ民主共和国では現在、累計感染者数が1,000人を超え、死者も数百人に達していると集計されている。
フランス首相府は声明を通じて状況を注視していると明らかにした。また保健当局は感染者の行動履歴の確認と接触者の追跡調査に着手した。
エボラ出血熱は感染者の血液や体液との接触によって感染する重篤な感染症で、致死率は最大で50%を超えるとされる。ただし、空気感染は確認されておらず、早期の隔離措置と接触者管理を徹底すれば感染拡大を防ぐことができると保健当局は説明している。
今回の感染確認を受け、欧州各国はアフリカからの入国者に対する検疫や監視体制を一段と強化するとみられる。特に、世界保健機関(WHO)が今回のエボラ熱流行を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と位置付ける中、フランスで確認された初の感染例が欧州域内での追加感染につながるかどうかに関心が集まっている。













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