
ロシアとウクライナは28日(現地時間)、互いに攻撃を応酬した。ウクライナはロシアのエネルギー施設を攻撃し、ロシアはウクライナの首都キーウを攻撃した。
タス通信によると、ロシア南部クラスノダール地方スラビャンスク・ナ・クバニ市の危機対応センターは同日、「製油所の敷地内にドローンの破片が落下して火災が発生したが、人的被害はなかった」と発表した。
ウクライナメディアのキーウ・インディペンデントはロシアメディアを引用し、ウクライナ軍が同日、この製油所を標的にドローン攻撃を行ったと報じた。SNSでは、製油所の貯蔵タンクから巨大な炎と黒煙が立ち上る様子を捉えた写真や動画が拡散された。
キーウ・インディペンデントによると、スラビャンスク・ナ・クバニ製油所は、ロシアが占領するウクライナ南部クリミア半島へ燃料を供給する主要施設の一つだという。
クリミア半島では、ウクライナによるエネルギー施設への攻撃の影響で、一般向けガソリンの供給が停止されるなど、エネルギー不足に見舞われている。
ウクライナはドローンやミサイルなどの長距離攻撃能力を活用し、ロシアの石油・ガス関連インフラへの攻撃を連日続けている。エネルギー不足はクリミア半島だけでなく、ロシア各地にも広がっている。
また、キーウ・インディペンデントは、ロシアの首都モスクワの北東約250kmにあるヤロスラヴリ製油所付近でも煙が立ち上る様子が確認されたと報じた。
ヤロスラヴリ州のミハイル・エブラエフ知事は、SNS「テレグラム」で「ウクライナのドローンがこの地域を攻撃している」と明らかにした。
一方、ロシアはキーウなどを攻撃した。ウクライナ空軍は、キーウとウクライナ南東部に空襲警報を発令した。
キーウ軍事行政庁のティムール・トカチェンコ長官は、「今回の攻撃で市内では少なくとも2人が負傷した」と明らかにした。SNSでは複数のミサイルが迎撃される様子を捉えた動画が拡散されたが、ウクライナ当局は被害の詳細は公表していない。ロシアは25日にもキーウに限定的なミサイル攻撃を行い、2人が負傷した。
















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