
ロシアの要請を受けてウクライナ戦線に派遣された北朝鮮軍について、死傷者が7,000人を超えたとの集計結果をウクライナ当局が公表した。死傷者は派遣兵全体の半数近くに上り、これまで西側情報機関が推計していた人数を上回るとしている。
29日(現地時間)、ウクライナメディアのキーウ・インディペンデントは、ウクライナ国防省情報総局(HUR)の集計を引用し「2024年から2025年にかけてロシア・クルスク州に派遣された北朝鮮軍の死傷者は7,000人を超えたことが確認された」と報じた。また「英国など西側情報機関がこれまで示していた死傷者数の推計を大きく上回る」と伝えた。
北朝鮮は2024年6月にロシアと締結した包括的戦略パートナーシップ条約に基づき、2024年10月から2025年にかけて約1万5,000人の戦闘部隊を派遣したほか、地雷除去などを担う工兵約1,000人も追加で送り込んだ。ウクライナ軍当局の集計通り死傷者が7,000人を超えているとすれば、派遣兵の半数近くが死傷した計算になる。
これまで西側情報機関は北朝鮮軍の戦死者を約2,300人と推計しており、英国の情報機関は死傷者数を約6,000人と見積もっていた。
北朝鮮は兵力に加え、大量の軍需物資もロシアに供給し、ロシアの重要な物資供給源の一つとなっていると指摘されている。キーウ・インディペンデントは「北朝鮮は弾薬や兵力不足を補うことでロシアの戦争継続能力を支えており、その見返りとして、ロシアは北朝鮮のミサイルや核開発能力の向上に向けた技術支援を行っている」と報じた。
















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