
ドナルド・トランプ米大統領のかつての「安全保障ブレーン」だったジョン・ボルトン元大統領補佐官(国家安全保障担当)が、機密文書を違法に保有していた容疑を認めた。トランプ大統領の核心的側近から強硬な批判者へと転じた人物が、国家安全保障に関する刑事事件で罪を認めたことで、ワシントン政界に波紋が広がっている。
AP通信によると、ボルトン元補佐官は26日(現地時間)、メリーランド州の連邦裁判所に出廷し、国家防衛情報を違法に保有した容疑を認めた。当初、ボルトン氏は機密情報の不適切な取り扱いに関連して18件の罪で起訴されていたが、検察との合意により、1件の容疑について有罪を認め、残りの容疑は取り下げる形で整理された。
検察は、ボルトン元補佐官が回顧録を執筆する過程で、トランプ政権時代に作成した日記形式のメモや、機微情報を含む記録を家族に共有したとみている。ただし、彼の回顧録に機密内容が実際に掲載されたという容疑は適用されなかった。ロイター通信は、この事件がトランプ大統領の2025年再登板以前から進められていた捜査だったと伝えた。
合意案によると、ボルトン元補佐官は225万ドル(約3億6,500万円)の罰金を支払い、政府年金の一部を放棄し、情報当局および司法省の捜査に協力しなければならない。また、最大100時間の社会奉仕も行う。量刑は最大で懲役5年に制限されたが、最終的な判決はセオドア・チュアン連邦判事が決定する。判決日は10月28日に予定されている。
ボルトン元補佐官は、トランプ政権1期目で対北朝鮮・対イラン強硬路線を主導した人物である。しかし退任後、回顧録を通じてトランプ大統領の外交・安全保障政策を正面から批判し、宿敵のような関係となった。今回の有罪認定により、トランプ大統領周辺の人物や政敵をめぐる機密文書問題は、再び政治的争点として浮上する見通しだ。
















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