ウクライナ、ロシアのサンクトペテルブルクを攻撃…ロシアは「ルハンスク州を完全占領」と主張

ウクライナがロシアのサンクトペテルブルク近郊にある石油インフラと軍事目標を攻撃した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日(現地時間)、ソーシャルメディアTelegramで「昨晩ウクライナの長距離ミサイルがロシアのサンクトペテルブルク近郊の目標に到達した。軍はロシアの戦争資金を生み出す港の石油インフラを攻撃した」と明らかにした。
さらに「重要な軍事目標であるクロンシュタットも成功裏に攻撃した。ウクライナ国境から850km以上離れた場所」だと付け加えた。クロンシュタットはサンクトペテルブルクのコトリン島に位置する海軍の主要基地だ。
ゼレンスキー大統領は港から黒煙と炎が立ち上る映像も共有しており、ウクライナの英字紙であるキーウ・インディペンデントは、これがサンクトペテルブルクの石油ターミナルが位置する港湾地帯であると説明した。同ターミナルは年間の処理能力が1,250万トンに達しており、ロシア最大級の燃料貯蔵・輸出施設の一つとして知られている。
ロシアの独立メディアによると、サンクトペテルブルク周辺で現地時間午前6時30分頃に爆発音が聞こえたという。住民たちは上空を飛ぶウクライナの長距離ドローンを目撃したと伝えた。
ロシア・サンクトペテルブルクのアレクサンドル・ベグロフ知事は、市内のキーロフスキー地区が攻撃を受けたとした上で、同市近郊でウクライナのドローン72機を防空網によって撃墜したと明らかにした。
サンクトペテルブルクは、ウクライナ国境から約1,100キロメートル離れたロシアのウラジーミル・プーチン大統領の故郷である。ウクライナは先月、プーチン大統領が出席したサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)の会期に合わせて攻撃を仕掛けている。
一方、ゼレンスキー大統領は、ロシア側がウクライナ東部ドネツク州の要衝であるコスチャンチニウカを占領したと主張していることについて、これを全面的に否定した。
ゼレンスキー大統領は同日、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相との電話会談で、「コスチャンチニウカ占領という主張は事実ではない。単にニュースのネタを作ろうとするロシア式の嘘に過ぎない」と一蹴した。
これに対し、ロシアの国営タス通信によると、ロシア連邦軍参謀本部はこの日、「ドネツク人民共和国(ウクライナ・ドネツク州)のコンスタンチノフカを解放した」と発表した。その上で、同地区について「ウクライナ政権にとってドネツク最後の拠点であるクラマトルスクおよびスラヴャンスクへ進まるための、戦略的な足がかりになる」との見解を明らかにしている。
さらに、プーチン大統領も同日開催された軍指導部との会議において、「ルガンスク人民共和国(ウクライナ・ルハンスク州)を完全に解放した」と戦果を強調した。













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