
米国が次世代航空支配戦闘機「F-47」に歴代の米戦闘機の中で最も長い作戦半径を与えたが、グアムから台湾海峡まで単独で飛んで任務を遂行するには依然として距離が不足しているとの分析が出ている。一方、中国の大型ステルス戦闘機「J-36」は長距離作戦を念頭に置いた設計と評価され、西太平洋の空中戦の変数になる可能性があるとの見方が出ている。
5日(現地時間)、米軍事専門メディアの19FortyFiveによると、米空軍が公開したF-47の戦闘行動半径は1,000海里(約1,850km)以上だという。これは「F-22」や「F-35」を大きく上回る水準で、米軍の戦闘機の中で最も長い。最高速度はマッハ2以上であり、米空軍は185機以上を導入する計画だ。
しかし、グアムのアンダーセン空軍基地から台湾海峡までの距離は約2,800kmに達する。F-47がグアムから出撃し、台湾周辺で戦闘任務を遂行した後に帰還するには空中給油機の支援を受けなければならない。戦闘行動半径は単純な片道の航続距離ではなく、出撃と任務の遂行、帰還に必要な距離を意味する。

F-47は既存の米軍戦闘機の慢性的な航続距離の問題をかなり改善した。米空軍資料によると、F-22の戦闘行動半径は約1,090km、「F-35A」は約1,240kmだという。F-47はこれを約1,850km以上に増やしたが、グアムと台湾の間には依然として約950kmの空白が残る。
米軍は沖縄の嘉手納空軍基地など台湾に近い基地を活用できる。しかし、これらの基地は中国の弾道・巡航ミサイル攻撃圏内にある。相対的に後方にあるグアムから戦闘機を運用するには「KC-46A」や「KC-135」のような空中給油機が事実上必須だ。
問題は給油機が大きくて遅く、ステルス性能がないため敵の長距離ミサイルや戦闘機に脆弱だという点だ。中国が給油機や早期警戒機など支援戦力を先に攻撃すれば、米軍戦闘機は作戦半径を確保しにくくなる。19FortyFiveは中国が米国のいわゆる「空中給油ルート」を断つ戦略を狙う可能性があると分析した。

J-36は中国の成都飛機工業公司が試験している尾翼の無い新型ステルス戦闘機だ。尾翼のない三角形の機体にエンジン3基を搭載しており、一般的な戦闘機よりも大きな胴体に多くの燃料と武装を搭載できると推定されている。中国はJ-36の詳細な性能を公開していない。そのため、戦闘行動半径1,500マイル(約2,400km)という数値は公式に公表された性能ではなく、機体の大きさと燃料搭載スペースを基にした公開分析によるものだ。

米軍事メディアのThe War Zone(TWZ)はJ-36が約2,400km以上の作戦半径を確保すれば、中国沿岸から遠く離れた地域まで侵入し、長距離の制空任務や地上・艦船の攻撃、監視、ドローン(無人機)の制御任務を遂行できると分析した。特に米軍の給油機や早期警戒機など高価値な支援資産を追跡・攻撃する役割に適していると見られている。
ただしF-47とJ-36はともに開発段階にあり、実際の性能を断定するのは難しい。F-47は初飛行を控えており、J-36も試作機が公開された段階だ。結局、両機体の優劣より重要なのは、どちらが戦闘機とドローン、給油機、早期警戒機、ミサイルをより安定的に結びつけて西太平洋の長い距離を克服するかだ。














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