
アイドルグループU-KISS出身で、今や堂々たる人気俳優として地位を確立したイ・ジュニョンが、過去に偏見の壁にぶつかり心に傷を負った辛い経験を告白した。
先日8日に放送されたtvNのバラエティ番組『ユ・クイズON THE BLOCK』に出演したイ・ジュニョンは、数々の試練を乗り越え、演技力を認められるまでの苦難の道のりを振り返った。
18歳という若さで審査員満場一致でU-KISSに加入したが、グループ活動が減少すると、生活費と借金への責任感から、コンビニの夜間アルバイトをしながら演技の道を模索し始めた。
しかし、独学で台本を入手し、100回以上のオーディションで落選を経験した末にたどり着いた撮影現場は、予想以上に冷たかった。
当時は今以上にアイドル出身俳優への偏見が強かったためだ。イ・ジュニョンは演技初期を振り返り、最も傷ついた言葉は「迷惑をかけないで帰れ」だったと苦い胸の内を明かした。
周囲の冷ややかな視線のせいで、針のむしろのようだった撮影現場の雰囲気もそのまま伝えた。彼は「撮影する日はため息で始まり、ため息で終わった」と言い、「明日の撮影現場にどう行こうか」と考えたと語り、聞く者の胸を痛めた。

就寝時でさえ、「申し訳ありません」、「頑張ります」のどちらを先に言うべきか、どう頭を下げるべきか一晩中悩むほどだった。しかしイ・ジュニョンは、屈辱的な非難に屈するのではなく、逆に闘志を燃やす道を選んだ。
彼は「どんな言葉でも聞く覚悟はできている!そんな言葉を聞かれないよう、もっと頑張らなければ!」という思いで臨み、耳は開き口は閉じたまま現場に向かったと明かした。
こうした彼の切迫感と並外れた責任感は、体を張る姿勢にもつながった。ある時、撮影中に転倒して膝の軟骨が破裂する大怪我を負ったが、スタントを使おうという監督の提案を即座に断った。
イ・ジュニョンは当時、監督に「今日の撮影が終われば、再びこの現場に立つ機会がないかもしれません。私がうまくやりますから、もう一度チャンスをください」と懇願し、撮影を終えてから救急室に運ばれ、鎮痛注射を打ったと語った。
さらに「それくらいしなければ認められないのではないかという思いだった」と付け加え、演技に対する彼の重い決意を感じさせた。
「諦めれば敗者になる」という信念一つで、根強い偏見を打ち破ったイ・ジュニョンは、現在ドラマ『D.P. -脱走兵追跡官-』、『マスクガール』、『弱いヒーロー2』、『おつかれさま』など話題作で濃密な演技を披露し、多方面で活躍している。













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