「イランが折れるまで終戦はない」...ネタニヤフ首相、“核放棄か政権交代”を迫る

米国とともに約5か月にわたりイランとの戦争を続けているイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、終戦の条件に言及した。ネタニヤフ首相は、イランが核計画を放棄するほど弱体化する必要があるとの考えを示している。
ネタニヤフ首相は26日(現地時間)、米FOXニュースのインタビューで、終戦の条件について「イラン政権が交代するか、核計画を停止して路線を転換しなければならないと自ら悟るほど、十分に弱体化する必要がある」と語った。さらに「これは米国のドナルド・トランプ大統領が実現しようとしていることであり、私はその取り組みを全面的に支持する」と表明した。
ネタニヤフ首相は「トランプ大統領が実現できるのであれば、激しい軍事衝突を伴わずに実現できるのであれば、それで構わない」と述べた。トランプ大統領は今月、イランへの空爆を13日間連続で指示したが、24日には軍事作戦を見合わせていると発表した。そのうえで「イランと真剣な協議を続けているが、今回も合意に至らなければ、直ちに軍事行動に踏み切る」と警告している。
26日、イラン軍のモハンマド・アクラミニア報道官は「米軍の攻撃は2日前の夜まで続いたが、直近の2日間は止まっている。我々の軍事戦略は基本的に報復を目的としているため、我々も報復作戦を停止した」と明らかにした。
イスラエルは、米国が先月イランと終戦に関する了解覚書を締結して以降、イランを標的とした直接空爆を控えている。ネタニヤフ首相は、対イラン戦の今後の展開はトランプ大統領の判断にかかっていると説明した。さらに「イランやその代理勢力がイスラエルを攻撃すれば、大きな過ちを犯すことになる。我々の対応、すなわちイスラエルの対応は、極めて、極めて強力なものになる」と強調している。
また、ネタニヤフ首相はイランの核兵器開発について「合意の有無にかかわらず、その核兵器開発計画は終わらせなければならない」と強調した。イランの核兵器開発計画は開戦後に「大幅に後退した」としながらも、「我々は核兵器開発の試みを遅らせたが、再び試みる可能性がないという意味ではない」と指摘している。そのうえで「我々は絶えず警戒しなければならない」と訴えた。
ネタニヤフ首相は27日に訪米し、トランプ大統領と会談する見通しだ。イランの核計画に関する新たな情報を米国側に伝えるのかと問われると、「両国の情報機関は非常に緊密に連携しているため、私から新たに提示できる情報はないだろう」と答えている。















コメント0