「自由と人権」は口だけか…英国に逃れた男を待っていた“非情な通告”
国家安全維持法違反で服役後に出所…BNO旅券で英国定住を試みる

香港の野党・民主党の元代表、呉靄儀(マーガレット・ン)氏が英国への入国を拒否され、香港へ強制送還される可能性があると伝えられた。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると23日、マーガレット氏は英国国民(海外)旅券(British National Overseas・BNO)を利用して英国への定住を試みたものの、入国を拒否され、7日以内に香港へ送還されるとの通知を受けたという。
マーガレット氏は香港国家安全維持法に基づく国家政権転覆共謀罪で懲役4年5か月の刑に服した後、今年6月末に出所した。
同氏はロンドン・ヒースロー空港で英国入国管理当局による入国審査を受ける過程で入国を拒否され、BNO旅券も押収される可能性があるとの通知を受けたと伝えられている。
報道内容が事実と確認された場合、英国政府がこれまで香港の民主派関係者を受け入れてきた従来の方針とは異なる対応だとの見方が出ている。
これに先立ち、香港警察の指名手配対象となっている元立法会議員の羅冠聰(ネイサン・ロー)氏、学生運動家の鍾翰林(トニー・チョン)氏、在香港英国総領事館の元職員である鄭文傑(サイモン・チェン)氏らは英国への入国を認められ、現在も現地に居住している。
BNO旅券は、英国が1997年の香港返還以前に香港住民へ発給した特別な旅券である。英国は現在、BNO旅券保有者を対象とした独自のビザ制度を運用しており、この制度を通じて英国での居住・就労・就学が可能で、5年間居住した後には市民権取得の申請もできる。
マーガレット氏は2020年、香港民主派による非公式予備選挙に参加したことをめぐり、国家政権転覆共謀事件に関与したとして有罪判決を受けた45人のうちの1人である。香港裁判所は当時、この予備選挙について、立法会で過半数の議席を確保することで政府を機能不全に陥れ、国家権力を転覆させる計画の一部だったと判断した。
マーガレット氏と香港入境事務処、保安局、英国内務省に関連する見解を求めたが、現時点で公式回答は得られていない。















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