
ハリウッド俳優ジョージ・クルーニー(64)と家族が米国を離れ、フランスの市民権を取得した。クルーニーはこれまでドナルド・トランプ米大統領を継続的に批判してきた人物としても知られており、その市民権取得に関心が集まっている。ただし、本人は米国を離れた理由について「プライバシーの保護」を挙げている。
29日(現地時間)、AFP通信は、クルーニーと家族がフランス市民権を取得したことを公式文書で確認したと報じた。フランス政府官報に掲載された内容によると、クルーニーは今月初め、家族をパパラッチから守るフランスの「プライバシー保護法」を評価し、フランス国籍の取得を希望する意思を明確にしたという。
クルーニーはレバノン系英国人人権弁護士のアマル・クルーニーと結婚し、2人の子どもをもうけている。
クルーニーは今月初め、仏ラジオ局RTLのインタビューで「ここでは子どもの写真が撮られない」と述べ、「学校の正門の裏に隠れているパパラッチもいない。それが私たちにとって最も重要な点だ」と語った。また「フランスの文化と言語を愛している」とした上で、「約400日間授業を受けたが、まだ流暢とは言えない」と明かした。
妻のアマル・クルーニーはフランス語を流暢に話すことで知られている。
クルーニー一家のフランス移住は、数年前から準備されていたとの見方もある。クルーニーは過去10年の間に、米ロサンゼルスとメキシコにあった自宅を売却。その後、フランス南部ブリニョール村に所有していた不動産の近くにある旧ワイン農場「ドメーヌ・デュ・カナデル」を2021年に購入している。
クルーニーは「家族は世界各地を行き来しているが、フランスの家が最も幸せな場所だ」と語っている。
クルーニーはハリウッドを代表する俳優であり、プロデューサーでもある。2006年の映画『シリアナ』でアカデミー助演男優賞を、2012年の映画『アルゴ』で作品賞を受賞した。ネスプレッソをはじめとする広告モデルとしても成功を収め、テキーラブランドの持ち分売却により多額の利益を得たことでも知られる。
なお、クルーニーだけでなく、米国の映画監督ジム・ジャームッシュもフランス市民権の取得を望んでいるとされる。ジャームッシュはフランス・アンテルのインタビューで申請計画に言及し、「米国を離れられる場所を求めている」と語った。













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