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【あきらめないで】赤身肉はがんの敵ではなかった!“予防”と“診断後”で効果的な食品が異なることが判明

梶原圭介 アクセス  

引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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がんの予防に効果的な食事と、がん診断後の生存率向上に効果的な食事が異なる可能性があるという研究結果が発表された。

EPA通信は25日、米国立がん研究所の学術誌『Journal of the National Cancer Institute』の報告を引用し、韓国の東国(トングク)大学校食品栄養学科のクム・ナナ教授の率いる研究チームが、大腸がん診断後の生存率向上に寄与する食習慣と生活習慣を体系的に整理したメタ分析研究の結果を発表したと伝えた。

昨年政府が公表した「2022年国家がん登録統計」によると、全がん種のうち大腸がんの発生割合は11.8%で、甲状腺がん(12.0%)に次いで2位となっている。

大腸がんの発生原因は未だ明確ではないが、約70~90%が環境要因、10~30%が遺伝要因だと推定されている。環境要因には、赤身肉(牛肉・豚肉)や加工食品の過剰摂取、飲酒、喫煙、睡眠不足、ストレスなどがある。

研究チームは、これまでに国際学術誌に発表された関連研究論文を網羅的に分析し、大腸がん患者の死亡率に影響を与える要因を調査した。

その結果、大腸がん診断後の生存率を高める最も効果的な食生活要因は、△食物繊維が豊富な全粒穀物△低脂肪乳製品△カルシウムが豊富な食品△コーヒーであることが判明した。

特にコーヒーは、カフェインの有無にかかわらず、生存率向上に好影響を与えることが分かった。

研究チームは、コーヒーに含まれるクロロゲン酸やポリフェノールなどが、抗酸化・抗炎症作用を通じて肝機能を改善し、大腸がん患者の主要な死因のひとつである肝転移の予防に寄与する可能性があると説明。

引用:Getty Images*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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運動と体重管理も、生存率向上に欠かせない要素のひとつだ。

定期的な身体活動と適正体重の維持は、大腸がん患者の生存率を高める確実な習慣であることが確認された。

その一方で、死亡リスクを高める要因としては△精製穀物△高脂肪乳製品△加糖飲料△喫煙△過度の飲酒△座りがちな生活習慣が挙げられた。

研究チームは、「これらの食品が炎症反応を促進したり、インスリン抵抗性を悪化させ、がんの進行を加速させる可能性がある」と指摘。

興味深い点は、未加工の赤身肉(牛肉や豚肉)に関する新たな見解が示されたことである。

赤身肉は通常、大腸がんの発生リスクを高める代表的な食品とされてきたが、がん診断後にはむしろ死亡率を下げるのに役立つ可能性があると研究チームは報告している。

抗がん治療後に筋肉が損失されるのを防ぎ、回復を促進するためには、適切な量の高タンパク食品を摂取することが必要であり、完全なタンパク質源として赤身肉が一定の役割を果たす可能性があるという。

今回の研究は、「がん予防」と「がん治療後の生存」という二つの目標において、必ずしも同じ食事法が有効とは限らないことを明確に示している。すでに乳がん分野では、同様の結果が繰り返し報告されている。

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