メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

bZ4Xはもう古い?トヨタの新型「bZ」が338馬力&スーパーチャージャー対応で完全に別モノへ

山田雅彦 アクセス  

トヨタ、2026年型「bZ」ついに登場

bZ4Xとは一線を画すネーミングとパワー

テスラのスーパーチャージャーにも対応

トヨタが北米市場で既存のbZ4Xを廃止し、刷新された2026年モデルの「bZ」を前面に打ち出し、注目を集めている。単なるリブランディングを超え、外観や内装、走行性能まで大幅に改良されたこのモデルは、トヨタのEV戦略の転換を象徴する存在と受け止められている。特に、出力を338馬力まで高めた四輪駆動モデルは、従来比で120馬力以上の向上となり、競争が激しい中型クロスオーバー市場においても十分な競争力を持つに至った。

デザインも従来とは明確に異なる印象だ。新型bZはシャープに仕上げたLEDヘッドライト、アグレッシブな形状に調整されたバンパーのエアインテークによってフロントビューを一新。ボディ同色のフェンダーと新デザインの20インチホイールが加わり、より高級感と躍動感のある外観に仕上がっている。これらの変更は外観だけでなく、室内のレイアウトや使い勝手にも及んでいる。

338馬力の出力と

505kmの航続距離

2026年型bZの核心は、パワートレインにある。e-TNGAプラットフォームを引き続き採用しつつ、新開発の電動モーターとバッテリーによって、前輪駆動モデルで221馬力、四輪駆動モデルでは338馬力という高出力を実現した。これは既存のbZ4Xの215馬力から大幅な進化であり、トヨタのEV性能に対するイメージを一新するスペックとなっている。さらに、AWDモデルにはXモード機能も継承され、オフロード走行時の安定性が向上している。バッテリーは2種類が用意されている。上位グレードには74.7kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載され、最大航続距離は505kmに達する。これは従来と比べて約25%の伸びとなる。

標準モデルには57.7kWhのバッテリーが採用され、実用面で十分な380kmの航続距離を確保している。バッテリープリコンディショニング機能により、充電前に最適な温度に調整され、320kW級のDC急速充電器を使用すれば、10%から80%までわずか30分で充電可能だ。また、今回のモデルからトヨタはNACSポート(North American Charging Standard)を採用。これにより、テスラのスーパーチャージャーネットワークにも対応し、北米における充電環境で大きなアドバンテージを獲得した。bZは環境性能だけでなく、日常の使い勝手においても実用性を大きく向上させている。

室内も刷新

操作性と快適性がさらに向上

全グレードに標準装備される14インチの大型インフォテインメントディスプレイがダッシュボード全体を刷新し、デュアルワイヤレス充電パッドと64色のアンビエント照明が追加されたことで、高級感が一段と高まった。特に、各種操作系の配置が運転者の視線や手の届きやすさに配慮して最適化されており、直感的な操作性が向上している。これは見た目の変更にとどまらず、実際の運転のしやすさを重視した設計といえる。技術面では、回生ブレーキの強度を調整できるパドルシフターが新たに追加された。運転者はステアリング裏のレバーを使い、状況に応じてブレーキの感度を調整でき、市街地走行や下り坂など、さまざまな環境に柔軟に対応できる。

この点は、既存のbZ4Xと比べても明確な進化として評価できる。基本性能が底上げされた新型bZの室内空間は実用性と質感の両面で高い満足感をもたらすはずだ。2026年型トヨタ・bZは、下半期から北米市場を皮切りに本格的な販売が開始される予定となっている。グレードはXLEとリミテッドの2種類で構成され、駆動方式やバッテリー仕様によって価格が異なる見込みだ。長らく単一のEVモデルにとどまっていたトヨタの電動車ラインナップは、ここから本格的な拡充期に突入するとの見方が広がっている。

山田雅彦
yamadam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[フォトレポート] ランキング

  • ポールスター、新型フラッグシップEV「ポールスター5」発表…800Vアーキテクチャと884馬力を誇るパフォーマンスGT
  • 【リコール調査】ホンダV6に欠陥疑惑…「3,000件超の不具合」米当局が141万台を精査
  • 【テスラ神話に陰り】欧州で販売台数が約50%激減…「自動運転頼み」の戦略に限界、失われた信頼は取り戻せるか?
  • 【中国専用モデル】アウディA5 Lスポーツバック、ファーウェイ×プレミアムが融合した“未来型セダン”誕生
  • スズキ新型「エブリイJ・リミテッド」登場! アウトドア仕様の軽バンが4WDターボで198万円切り
  • 「新型ルークス登場」日産軽スーパーハイトワゴン刷新!12.3インチ大画面&最新安全装備で勝負

こんな記事も読まれています

  • 「空も電気車時代」に突入!破産リリウム施設を継承した独ベリディオンが新型e航空機を加速開発
  • ホンダ新型「CR-V」、スポーティに進化!2027年型レンダリング公開…300馬力級PHEV投入の可能性も
  • テスラ神話崩壊!米EVシェア「80%→38%」大暴落…フォード・GM・中国勢が王座に牙を剥く
  • 【IAA2025】ミュンヘン市街がモーターショー会場に…VW・メルセデス・BYDが最新EVと未来技術で激突
  • 「火星内部の隠された真実を暴く!」最新研究が突き止めた“45億年前の惑星大衝突”の破片…内部は均質な層ではなかった
  • 台湾が中国出身配偶者に「国籍喪失」要求、中国は強硬拒否…揺れる両岸のはざまで立ち尽くす人々
  • 【NASA発表】火星で“微生物の痕跡”発見!35億年前の湖に潜在的生命の証拠か
  • 「遺体から精子採取」…銃撃で殉職した記者、2年後に“父親”に!婚約者が代理母出産で妊娠報告

こんな記事も読まれています

  • 「空も電気車時代」に突入!破産リリウム施設を継承した独ベリディオンが新型e航空機を加速開発
  • ホンダ新型「CR-V」、スポーティに進化!2027年型レンダリング公開…300馬力級PHEV投入の可能性も
  • テスラ神話崩壊!米EVシェア「80%→38%」大暴落…フォード・GM・中国勢が王座に牙を剥く
  • 【IAA2025】ミュンヘン市街がモーターショー会場に…VW・メルセデス・BYDが最新EVと未来技術で激突
  • 「火星内部の隠された真実を暴く!」最新研究が突き止めた“45億年前の惑星大衝突”の破片…内部は均質な層ではなかった
  • 台湾が中国出身配偶者に「国籍喪失」要求、中国は強硬拒否…揺れる両岸のはざまで立ち尽くす人々
  • 【NASA発表】火星で“微生物の痕跡”発見!35億年前の湖に潜在的生命の証拠か
  • 「遺体から精子採取」…銃撃で殉職した記者、2年後に“父親”に!婚約者が代理母出産で妊娠報告

おすすめニュース

  • 1
    上司に「バカ」と罵倒して即日解雇…なのに逆に600万円を手にした理由

    トレンド 

  • 2
    「ライター機内持ち込み成功」自慢の中国人女性、炎上動画投稿で警察に拘留

    トレンド 

  • 3
    【奇跡の救出】川を渡るシマウマの群れ、巨大ナイルワニに襲われかけた瞬間…カバの“完璧アシスト”で救われた!

    フォトニュース 

  • 4
    「こんなに涼しくていいのか?」エアコン代も安く家賃も低い“空きゼロ物件”とは

    ニュース 

  • 5
    これが「人権先進国」の姿か? 数千人の子どもが路上に追いやられたフランスの惨状

    ニュース 

話題

  • 1
    「お願いだから誰か降りて…」離陸直前の旅客機に突きつけられた“まさかの要求”とは

    トレンド 

  • 2
    OpenAIサム・アルトマンCEOまで参戦!シリコンバレー億万長者が「不老長寿ビジネス」に雪崩れ込む

    ニュース 

  • 3
    「屋台グルメに潜む落とし穴」専門家が警鐘…旅行先で避けるべき危険な食品とは

    ライフスタイル 

  • 4
    「ウォーキング・トールの英雄は妻殺しの犯人だった!」58年ぶりに暴かれた衝撃の真実

    トレンド 

  • 5
    「結婚式が悪夢に一変!」侵入した謎の男、祝儀1,500万円入りの箱を丸ごと奪い逃走

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]