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2024年12月06日金曜日
ホームニュース「妻が海に流された」通報した夫に懲役28年の宣告、驚きの事件の真相とは?

「妻が海に流された」通報した夫に懲役28年の宣告、驚きの事件の真相とは?

石を投げて妻を殺害した後、警察に通報して隠蔽を試みる

不倫が発覚したため、妻を海に突き落とし石を投げて殺害した30代の男性に、懲役28年が下された。

17日、司法界によると、最高裁判所第1部(主審:ソ・ギョンファン最高裁判事)は、殺人罪で起訴されたパク(31)氏に対し、先月27日に原審判決を下した。

パク氏は昨年7月15日の未明に、韓国・仁川広域市中区の蚕津島(チャムジン島)堤防で30代の妻を殺害した疑いで起訴された。

パク氏は、妻を後ろから押し込んで突き落とした後、妻が上がれないように石を投げたり、直接水の方に引きずり込んだことが調査で明らかになった。

犯行後、パク氏は警察に通報し、「車に荷物を取りに行っている間に妻が海に流された」と嘘をついた。また、妻が実際に行方不明になったかのようにカカオトークでメッセージを送るなどの痕跡を残していた。

しかし、水上警察が犯行の証拠を示すと、パク氏は「妻と不仲だった」と述べ、「もう一緒に暮らすのは難しいと思い、犯行に及んだ」と自白した。

1審の裁判所はパク氏に懲役23年を言い渡した。しかし、控訴審の裁判所は「原審の刑は軽すぎて不当である」として、懲役28年を宣告した。

当時、裁判所は「もし軍の監視資料である防犯カメラに撮影された映像がなければ、被告が意図したように事故死として処理されたかもしれない」とし、「夜に、誰もいない海辺で信頼していた夫から残酷に殺害された被害者が感じた恐怖心と身体的・精神的苦痛を推し量るのは難しい」と非難した。

パク氏は不服を申し立てたが、最高裁は「原審が懲役28年を宣告したことは極めて不当とは言えない」として上告を棄却した。

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