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2024年12月06日金曜日
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北朝鮮拉致疑いの行方不明者家族がメッセージを公開、政府に解決を強く要請

政府の拉致問題対策本部が、北朝鮮に拉致された可能性がある「行方不明者」の家族による映像メッセージを初めて制作し、ホームページで公開した。

4日、読売新聞によると、拉致問題対策本部は1日、ホームページに「拉致の可能性を排除できない人々の家族からの映像メッセージ」を掲載した。8分14秒の映像には、1969年に青森県で消息を絶った今井裕氏の兄と、1974年に新潟県で行方不明になった大澤孝氏の兄が登場し、それぞれ弟が失踪した当時の状況を説明しながら、政府に解決を強く求めた。失踪当時の年齢は今井氏が18歳、大澤氏が27歳だった。

日本政府がこれまでに北朝鮮による拉致被害者として認定した日本人は計17人で、そのうち12人が依然として北朝鮮に残されていると主張している。民間団体「特定失踪者問題調査会」は、政府が認めた拉致被害者以外にも、北朝鮮に拉致された可能性がある特定失踪者が470人に上ると推定している。

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