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2024年アメリカ大統領選、過去最大規模の選挙資金と広告費が投入された背景には?

川田翔平 アクセス  

引用:AFP通信

 今回のアメリカ大統領選挙は、史上最も高額な選挙となった。

ファイナンシャル・タイムズ(FT)は、大統領選の当日である5日、民主党のカマラ・ハリス副大統領と共和党のドナルド・トランプ前大統領が今回の大統領選で合計35億ドル(約5200億円)を支出したと報じた。

これは歴代アメリカ選挙史上、最大規模の選挙費用であり、トランプとハリスの両陣営は合計で42億ドル(約6300億円)近い寄付金を集めたという。

選挙資金に関しては、ハリス陣営が圧倒的に優位だった。

民主党全国委員会(DNC)を含むハリス陣営は23億ドル(約3400億円)以上の寄付金を確保し、そのうち19億ドル(約2800億円)を支出した。

一方、トランプ陣営は共和党全国委員会(RNC)を通じて18億ドル(約2700億円)を集め、16億ドル(約2400億円)を支出した。

最大の支出項目は広告費で、支出の半分近くが広告とメディア費用に費やされた。

両陣営はそのうちかなりの額を7つの激戦州に投入した。

ウィスコンシン州、ペンシルベニア州、ネバダ州、ジョージア州、アリゾナ州、ノースカロライナ州、ミシガン州などに選挙資金が集中的に投入された。

これら7つの激戦州は、今回の大統領選の勝敗を左右する重要な地域で、ハリス陣営はこれらの州でメディアやソーシャルメディア広告に10億ドル(約1500億円)以上を支出したとされる。

アドインパクトによると、トランプ陣営とハリス陣営は7つの激戦州の広告費として合計15億ドル(約2200億円)近くを支出したという。

特に激戦地であるペンシルベニア州には、4億ドル(約600億円)以上の広告費が投入された。

この4億ドルは、残りの43の州の広告費である合計3億5800万ドル(約536億円)を上回る規模となっている。

トランプ陣営は多額の選挙資金を訴訟費用に充てた。総支出の14%に当たる1億ドル(約150億円)以上が訴訟費用に使われたため、テスラCEOのイーロン・マスクなどの寄付金で広告費などを補う必要があった。

マスクはトランプ陣営に1億1800万ドル(約177億円)を寄付した。

一方、トランプは選挙当日に自身のソーシャルメディアのトゥルース・ソーシャルに「我々は共に大勝利を収め、アメリカを再び偉大にする」と投稿した。

選挙当日の5日、ペンシルベニア州ピッツバーグを訪れたハリスは、ラジオインタビューで、トランプ前大統領が分裂を助長しているとし、分裂を終わらせなければならないと強調した。

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