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欧州で相次ぐ難民による犯罪、ドイツ・ミュンヘン車両突入事件で2歳児と母親が死亡

佐藤美穂 アクセス  

ドイツ・ミュンヘン車両突入事件

重傷者の2歳児と母親が死亡

欧州で難民による凶悪犯罪が相次ぐ中、オーストリア南部フィラッハ市でシリア人による無差別殺人事件が発生し、6人が死傷した。

15日(現地時間)、AFP通信、AP通信、BBCなどによると、事件はフィラッハ市の広場で発生した。シリア国籍の23歳男性が無差別に刃物を振るい、14歳の少年が死亡、通行人5人が負傷した。負傷者は全員男性で、このうち2人は重体となっている。

警察によると、事件を目撃した40代の飲食配達員が車で近づき、犯人を制止し被害が広がるのを防いだという。現場で逮捕された容疑者は難民申請を提出し、合法的にオーストリアに滞在していた。警察は容疑者の動機が不明で、自発的な犯行かどうかも不確かだとして、共犯の有無について調査を進めている。

オーストリア国営放送ORFによると、当局は過激主義事件を担当する警察官を捜査に配置したという。

オーストリアでは過度な移民流入が深刻な社会問題となっており、昨年9月の総選挙では、1950年代にナチス協力者が設立した極右政党・自由党が反移民政策を掲げ、29.2%の得票を得て第1党に躍進する異例の事態が発生した。

また、オーストリアは昨年末にアサド政権崩壊とシリア内戦の終結を受け、他の欧州諸国と同様にシリア出身の難民申請者に対する審査を保留し、本国への送還を検討している。

一方、ドイツ・ミュンヘンで発生した車両突入テロにおいて、重傷を負った2名が治療中に死亡したことが報じられた。

ドイツ警察は、13日に発生したミュンヘンでの車両突入テロにおいて、重傷を負い病院に搬送された37歳女性と2歳の娘が2日後に死亡したと発表した。

アフガニスタン出身のファルハド・N容疑者(24歳)がミュンヘン市内の広場に小型車で突入したことにより、39名が負傷した。ファルハド・N容疑者は2016年にドイツに入国し、難民申請が却下された後も、タリバン支配下のアフガニスタンに送還されることが生命の危険を伴うとして、合法的に滞在していたことが明らかになっている。

これについて、ドイツのオラフ・ショルツ首相は記者団に対し「加害者に寛容さはない。必ず処罰され、国外退去となる」と述べたと、dpa通信が報じた。

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