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資源を握る中国、世界は「鉱物冷戦」へ突入か…韓国は依存66%超、日本も危機的状況

佐藤美穂 アクセス  

中「鉱物の武器化」に不安高まる

供給網、ブラジルなどへの多様化が急務

引用:MarketWatch

中国がレアアース輸出規制で対抗し、米国発の関税戦争が資源覇権争いに発展する中、レアアースなど5大重要鉱物の対中国輸入依存度が約70%に達する韓国も米中対立に伴う複合的リスクに直面する可能性が指摘されている。

特に米中間の対立激化により、世界の主要鉱物18品目で首位の生産国である中国が追加制裁に踏み切った場合、韓国産業界も直撃を免れない。そのため、早急にオーストラリアやブラジルなどへの供給網多様化を図るべきだと指摘されている。

15日、韓国輸出入銀行と韓国貿易協会などの発表によると、2023年時点でレアアース・黒鉛・マンガン・コバルト・リチウムなど5大重要鉱物の対中輸入依存度(年間輸入額ベース)は66.7%に達したという。内訳は、レアアース81.7%、黒鉛81.9%、コバルト73.4%、リチウム64.3%、マンガン32.1%となっている。

今回、中国が輸出規制を実施したレアアース(7種対象)だけでも、昨年には世界生産量の69.2%(27万トン)を中国が占めた。一方、米国の生産量は11.5%(4万5000トン)にとどまった。レアアースの埋蔵量でも中国が4400万トンと世界1位で、全体の48.9%を占めている。

レアアースをはじめとする主要鉱物は、半導体・電気自動車・二次電池・スマートフォンなど先端技術分野に不可欠な原材料である。韓国政府も2023年に重要鉱物確保戦略を立てて、10大戦略重要鉱物(リチウム・ニッケル・コバルト・マンガン・黒鉛・レアアース5種)を選定して集中管理している。特定国からの輸入依存度を50%台に引き下げ、重要鉱物の備蓄日数を100日まで増やす取り組みを進めている。

しかし、グローバル市場で重要鉱物に対する影響力が圧倒的に大きい中国が追加的な「鉱物の武器化」措置を講じれば、鉱物需要の90%以上を海外輸入に依存する韓国は打撃を避けられない。アメリカ地質調査所(USGS)の分析によると、中国は亜鉛・イットリウム・タングステン・テルル・レアアース・天然黒鉛・ゲルマニウム・ガリウム・チタンなど計18品目で世界首位の生産国となっている。

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