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「金と忠誠さえあれば罪も消える」?トランプ支援者「晩餐会」出席後に息子の罪が「なかったことに」

有馬侑之介 アクセス  

 

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

 

ドナルド・トランプ大統領に政治資金を提供してきた「大物」女性支援者が参加費100万ドル(約1億4,555万円)を支払い、支援者晩餐会に出席したところ、脱税で刑務所行きが確定していた彼女の息子が3週間で恩赦を受けたと現地メディアが報じた。

27日(現地時間)米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)の報道によると、フロリダ州で介護施設を経営していたポール・ウォルセック(55)は、医師や看護師らから源泉徴収した税金を横領し、自身の贅沢な生活に充てていた事実が発覚したという。脱税などの容疑で一昨年2月に起訴された。

ウォルセックは大統領選でトランプ氏が当選した後の昨年11月中旬に有罪を認め、横領額の一部返済に同意した。トランプ氏就任直後の今年1月20日頃に恩赦申請書を提出した。

恩赦申請書には、母親のエリザベス・ファゴ氏(74)がトランプ氏当選のために尽力したことが強調されている。母の政治活動が原因で、前バイデン政権下で標的捜査を受けたと主張した。

ファゴ氏はトランプ氏ら共和党関係者のために数百万ドル規模の政治資金を調達する大物支援者として知られている。ファゴ氏と娘のステファニー・ウォルセックは、2020年大統領選終盤にジョー・バイデン前大統領の娘アシュリー氏の薬物中毒疑惑を裏付ける日記を入手し、その暴露に関与したとされる。

ファゴ氏はウォルセックの異母兄弟である息子ジョイ・ファゴ氏とともに、2017年と2025年のトランプ氏の第1期・第2期就任式に来賓として招待された。

ウォルセックは、トランプ氏が任期初めの3か月間に支持者数百人を恩赦した際、自身も対象になると期待したようだが、叶わなかった。そんな中、母ファゴ氏は先月、トランプ氏がフロリダ州パームビーチのマー・ア・ラゴで開いた政治資金募集晩餐会に招待され、要求通り100万ドルの参加費を支払って出席した。

参加者には大統領との対話の機会が約束されていた。その後、ウォルセックは440万ドル(約6億4,152万円)の返済と1年6か月の実刑判決を受け、収監の危機に直面したが、トランプ氏は4月23日にウォルセックに恩赦権を行使した。懲役刑だけでなく返済金の支払いも免除した。

トランプ氏がウォルセックを恩赦したのは、母親が100万ドルを支払って支援者晩餐会に出席してから3週間も経たない時期だった。

これに先立ち、米司法省はアシュリー・バイデン氏の日記が2020年にファゴ氏らによって入手された経緯について、窃盗共犯容疑などで捜査を進めていたが、トランプ氏就任後の今年2月5日、関連捜査全体を不起訴処分として終結させた。

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