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「地下60メートルを貫通して粉砕」…米国がイスラエルに最終兵器「バンカーバスター」支援の構え!

有馬侑之介 アクセス  

引用:wikipedia

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「イランが高濃縮ウランの生産を中止しない場合、トランプ政権がイスラエルに大型のバンカーバスター「GBU-57」を支援する案を検討中」と報じた。イランの核施設は山岳地帯であるフォルドゥ地域の地下深くにある。GBU-57は地上作戦なしで地下の核施設を破壊できるほぼ唯一の通常兵器で、重量13.6トン、最大60メートルのコンクリートを貫通することができる。米国が運用するB-2ステルス爆撃機で投下する必要がある。米軍は過去2年間、フォルドゥ破壊作戦を準備してきたとされる。以前、イスラエルは米国にGBU-57の支援を要請したとされている。

トランプ大統領がバンカーバスターの使用を承認すれば、米国がイスラエル・イラン戦争に介入する形となる。NYTは「軍事介入の程度と方法はNSCでの議論結果に基づいて決定される見込みだ」と伝えた。トランプ大統領は「地上軍の全面派兵は検討していない」との立場だ。

イスラエルは13日に「立ち上がるライオン」作戦を開始し、イランの核施設を先制攻撃した。その後、首都テヘランの国営放送局、イスラム革命防衛隊(IRGC)司令部、空港に配備された戦闘機などを次々と攻撃した。イランもミサイルとドローンを用いて反撃に出た。現地メディアによると、イスラエルでは少なくとも24人、イランでは約225人が死亡し、両国の負傷者は2,000人を超えると推定されているという。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はこの日の記者会見で「今回の作戦は(イラン最高指導者の)アリー・ハーメネイー氏を頂点とする神政体制に重大な変化をもたらすだろう」と述べた。また、「イスラエルはイランの核プログラム、弾道ミサイルの生産能力、テロネットワークという3つの核心目標を排除するため、米国と緊密に連携している」と強調した。イスラエル軍は開戦以来、約120基のイラン地対地ミサイル発射台を無力化したとし、これはイランが保有するミサイル発射台の3分の1に相当すると述べた。

イランは外交的解決策を条件付きで提示している。イランのアッバース・アラーグチー外相は英国とフランス、ドイツなど欧州連合(EU)の外交当局者との電話会談で「イスラエルの攻撃が中止されれば、米国との核交渉再開に応じる用意がある」と述べた。

米国はイスラエルの軍事作戦を支援しつつも、外交的解決策も模索しているとされる。米ニュースサイト「アクシオス」は複数の情報筋を引用し、トランプ大統領の中東特使スティーブ・ウィトコフ氏とアラーグチー外相が今週、核合意と戦争終結のための会談を行う案が両国間で議論されていると伝えた。その上で「会談の実施は未確定だが、これは戦争から和解へと方向転換を図るトランプ大統領の最後の努力の一環だ」と報じた。

外交努力が実を結ばなければ、米国が軍事オプションを行使する可能性がある。米ホワイトハウスのブレット・マクガーク前中東政策調整官は「フォルドゥ核施設は戦略的に極めて重要であり、濃縮作業が継続されるなら外交的成果とは見なし難い」と評価した。欧州の外交筋からは「今こそ交渉復帰の最後のチャンスかもしれない」との指摘が出ている。

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