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世界の原油市場に大打撃…イラン議会、ホルムズ海峡封鎖を決議で原油価格130ドルへ急騰か

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引用:ANNnewsCH
引用:ANNnewsCH

イラン議会は22日(現地時間)、国内主要核施設3カ所に対する前日の米軍空爆への対抗措置として、ホルムズ海峡を封鎖する方針を決定した。中東の主要な原油輸送路である海峡が実際に閉鎖される最悪のシナリオが現実化した場合、現在70ドル(約1万317円)台半ばの国際原油価格が最大で130ドル(約2万円)まで急騰する可能性が指摘されている。

イラン国営「プレスTV」によれば、国会国家安全保障委員長のエスマイル・クサリ氏は「最終決定は国家最高安全保障会議(SNSC)に委ねられている」と述べた。

ホルムズ海峡は中東地域の要衝となる原油輸送路である。水深が浅く、大型タンカーが通行できる航路が限られ、多くの船舶がイラン領海を通過せざるを得ないため、イランが事実上、海峡を掌握している。世界の1日当たり原油供給量の約5分の1が同海峡を経由することから、封鎖が現実となれば原油価格の急騰は避けられないとみられている。

「ブルームバーグ・エコノミクス(BE)」は、イランがホルムズ海峡を実際に封鎖した場合、国際原油価格は1バレル130ドルを突破し得ると予測した。JPモルガンやオックスフォード・エコノミクスも同シナリオで130ドルまで上昇する可能性があると分析している。

オックスフォード・エコノミクスは「最悪の場合、原油価格は130ドルまで急騰し、米国の年末インフレ率は6%に達する恐れがある」と指摘した。

一方、米国内ではイランによるホルムズ海峡封鎖の可能性を懐疑的に見る向きもある。J・D・ヴァンス米副大統領はNBCニュースのインタビューで、封鎖は「自殺行為になり得る」と述べ、「イラン経済全体がホルムズ海峡を通過している。自国経済を破壊し世界に混乱を招く選択はあり得ない」と語った。

イランは1980年代のイラクとの戦争中にホルムズ海峡で相手国タンカーや商船への攻撃、機雷敷設などで一時的に通航を制限したことはあるが、全面的な封鎖に踏み切った例はない。

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