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「マスクの政治活動に制限を」→「黙れ!」マスク氏、政治活動批判のアナリストに激怒、市場も揺れる緊迫の一幕

望月博樹 アクセス  

マスク氏「黙れ」と暴言…投資家の政治活動中止要請に激怒

テスラ楽観論者ダン・アイブス「この破綻ドラマに終止符を」マスク氏、SNSで一蹴

引用:AFP通信
引用:CNN

テスラCEOのイーロン・マスク氏が、自身の政治活動に懸念を示したアナリストに対し、SNS上で激しい口調で反論し、波紋を呼んでいる。

発端は、マスク氏に好意的なことで知られる米投資会社ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブス氏が、政治活動を控えるよう求める投稿を行ったことだったという。

引用:SNS「X」
引用:SNS「X」

アイブス氏は「第一に、マスク氏が25%の議決権を確保できる新たな報酬パッケージを通じて、自身が設立したAI企業xAIとの合併への道を開く。第二に、報酬パッケージの一部として、テスラに費やす時間に関する制限を設ける。第三に、政治活動に対する監視体制の強化」と3つの提案を提示した。

このうち、議決権の拡大についてはマスク氏も以前から支持を表明していたが、政治的行動にブレーキをかけるという提言には不快感を示したとみられる。SNS上でマスク氏は「黙れ、ダン」という短く強い言葉で返答し、その怒りを如実に物語っていた。

米経済メディアCNBCによると、アイブス氏はこれまでテスラとマスク氏に対して楽観的な見通しを示すアナリストとして知られている。しかし最近、マスク氏がドナルド・トランプ大統領との対立の中で「アメリカ党」の結成を宣言したことが、市場に与えた衝撃は大きく、テスラ株は発表翌日に約7%急落した。時価総額にして680億ドル(約10兆10億9,100万円)が失われたという。

こうした状況を受け、アイブス氏はSNSの投稿に加え、「テスラ取締役会は行動を起こすべきだ。マスク氏を規律づける基本原則を設け、この破綻ドラマに終止符を打たねばならない」と題した報告書をウェドブッシュのアナリストたちと共に発表した。

報告書には「政党結成の宣言が、テスラにとって大きな転機となった。取締役会はマスク氏を抑制するための措置を取るべきだ」という内容が含まれている。ただし、テスラに対する目標株価500ドル(約7万3,537円)と「買い」推奨は維持した。

マスク氏の過激な反応を受けても、アイブス氏はCNBCとのインタビューで「彼の反応は理解できるが、我々は取締役会が今、行動を起こすべきだと考えている」と述べ、姿勢を崩さなかった。

一方、テスラ株は年初来で約25%下落しており、CNBCは「米国の主要株価指数を大きく下回っており、ビッグテック企業の中でも最悪のパフォーマンスだ」と評価している。

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