引用:BBC

中国が米国との貿易交渉でレアアース輸出規制の解除を決定後、中国の月間対米レアアース磁石輸出量が急増したことが明らかになった。21日の中国海関総署(中国税関)発表によると、6月の中国の対米レアアース磁石輸出量は353トンを記録し、前月の46トンから7倍以上増加したという。

中国の月間対米レアアース磁石輸出量は今年1月に877トンに達したが、米国のドナルド・トランプ大統領就任後の対中関税戦争の本格化に伴い急減した。米中両国が100%超の高関税を相互に課した4月と5月には、輸出量がそれぞれ246トンと46トンまで落ち込み、1月の輸出量の19分の1にまで減少した。その後、6月に両国の貿易交渉代表団が英ロンドンで会談し、レアアース輸出規制措置の解除で合意したことを受け、同月のレアアース輸出量が再び増加に転じた。

一方、中国の今年上半期のレアアース磁石総輸出量は2万2,319トンで、前年同期比19%減少した。米中関税戦争の過程で米国のみならず各国に対するレアアース輸出規制措置の影響とみられる。レアアースは航空宇宙、電気自動車やバッテリー、ロボット、ドローン、レーザーなど幅広い産業で使用される重要素材だ。実際、今回の中国の輸出規制により、GMやフォード、テスラ、ロッキード・マーティンなど米企業の生産に支障が生じた。

1980年代からレアアース生産に注力してきた中国は、現在、世界のレアアースの約70%を採掘し、世界で採掘されたレアアースの90%以上を加工するなど、レアアース供給市場を独占している。加工過程で有毒な化学物質を使用し環境汚染を引き起こすため、各国はレアアース生産を敬遠してきた一方、中国は40年以上にわたりレアアースの技術、市場、専門人材を育成してきた。

近年、中国が米国の圧力に対抗してレアアースなど重要鉱物の輸出規制に乗り出していることから、米国など西側諸国はレアアース供給網の「脱中国」を目指しているが、なかなか成果が上がっていないのが現状だ。

望月博樹
望月博樹

江南タイムズはKポップコミュニティの発信地であり、韓国芸能界のホットトレンドニュースをお届けします。

この執筆者の記事一覧 →

コメント0

300

コメント0

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • ロシア製S-400をUAEへ移転?…トルコ、F-35導入に向け協議
  • 「口の中で何かが動いた」50代男性の歯の隙間から生きた幼虫…気付かなかった衝撃の理由
  • 「若い連中に勝てるはずがない」抵抗を諦めた80代ホームレスを“狩り”の標的にした若者たち
  • “嫌な予感がした”翌日に母が心停止→3年間の昏睡状態に…前日には友人らに「死にに行く」と話していた?

おすすめニュース

  • 1
    「日本語分かりますか」京都の老舗、観光客には見せない安いメニュー

    気になる 

  • 2
    「捕れるほど赤字になる?」クロマグロ急増、日本漁師を悩ませる“異例の事態”

    トレンド 

  • 3
    「日本人には理解しがたい」W杯惨敗で殺害予告、入店拒否まで…韓国中から追われた元代表監督

    スポーツ 

  • 4
    韓国専門家が巨大地震警鐘、日本の地震活動活発化に懸念

    トレンド 

  • 5
    「男を連れてきたわけじゃない」身につけた瞬間から専用車移動&警護員が同行…“3億超のジュエリー”で厳重警護

    エンタメ 

話題

  • 1
    製作費わずか1億→全世界で640億以上の大ヒットを記録…YouTuber出身の新鋭監督が生んだ怪作

    エンタメ 

  • 2
    学生時代からスカウトされまくり? CAを目指していた大学生が人気女優になるまでの軌跡

    エンタメ 

  • 3
    浴室で滑り命の危機→結婚を急ぎ始めた? 芸人が孤独を感じた瞬間「このまま人生が終わったら…」

    エンタメ 

  • 4
    「長生き」が国を追い詰める…欧州を待つ“寿命90歳”の代償

    トレンド 

  • 5
    整形に1000万かけた芸人、露出度高めのコスプレに賛否両論…「本人の自由」と擁護の声も

    エンタメ