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トランプ氏「防衛タダ乗りは同盟ではない」スペインの“NATO追放”を主張、フィンランド大統領の前で“毒舌全開”

有馬侑之介 アクセス  

 引用:ニューシス
 引用:ニューシス

ドナルド・トランプ米大統領は今月9日、スペインを北大西洋条約機構(NATO)から追放すべきだと主張し、その理由として防衛費増額の拒否を挙げた。

ニューシスの報道によると、トランプ大統領はこの日、米国に訪れたフィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領とホワイトハウスで会談しながら、取材陣に対して「そうしない理由がない。率直に言って、(加盟国の)皆はスペインをNATOから追放すべきだ」と強調したという。

さらに彼は「皆、スペインと話し合いを始めるべきだ。スペイン側に電話し、なぜこんなにも足踏み状態にあるのか問い詰めろ」と述べた。

トランプ大統領の強い圧力により、NATO加盟国は今年6月、2035年までに各国の軍事費支出を国内総生産(GDP)の5%に引き上げることで合意した。

しかし、スペインのペドロ・サンチェス首相はこの目標割当を拒否。理由として「我々の福祉国家の理念や、世界に対するビジョンに沿わない」と述べた。

トランプ大統領は、今回行われたフィンランドのストゥブ大統領との会談において、いつも通り第三者に対する容赦ない中傷と人身攻撃を繰り広げ、スペインの首相を狙い撃ちするかのように不満をぶちまけた。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

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