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トランプ氏、プーチンに続き今度は習近平とも“軍事基地で会談”…異例の舞台選択に潜む思惑とは?

望月博樹 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ドナルド・トランプ大統領は30日、習近平国家主席と金海(キメ)国際空港の接見室「ナレマル」で首脳会談を行う。

報道によると、ナレマルは一般人が出入りする金海国際空港の庁舎とは別の、第5空中機動飛行団の敷地内に位置しているという。

トランプ大統領が8月15日にウラジーミル・プーチン大統領と会談を行った場所も、アラスカ州の最大軍事基地「エルメンドルフ・リチャードソン統合基地」だった。

ただし、米露会談が行われたのは米国北極地域の軍事施設だったのに対し、ナレマルは空軍部隊内にあるが、2005年の釜山アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議を前に海外首脳や代表団を迎えるため整備された儀典施設である。

韓国外国語大学の中国学科のカン・ジュニョン教授は、29日付の香港英字紙『サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)』とのインタビューで、「セキュリティと情報の観点を考慮し、空軍基地を行事の場所として選択した可能性がある」と述べた。

カン教授はまた、2005年APEC首脳会議の際にも使用されたナレマルについて、「空軍基地は一般人の出入りが難しい高度なセキュリティ施設であり、安全性がさらに高まる」と説明した。

ナレマルは2019年の韓国・ASEAN首脳会議の際にも接見室として利用された。

カン教授は、中国と米国に対する韓国内世論の反感への懸念も指摘し、「この点が今回の習近平―トランプ会談の開催地として空軍基地が選ばれた理由の一つになった可能性がある」と分析した。

SCMPは、中国の指導者が主要会議に出席する際、米国空軍基地に到着した事例があったと伝えた。2011年には胡錦濤前主席が国賓訪問のためワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地に着陸し、前任の江沢民前主席も2002年に米国訪問の際、ヒューストン近郊のエリントンフィールド統合予備役基地を利用した。

ただし、中国の指導者が軍事基地で首脳会談を行った前例はない。

ナレマルは左右対称の平屋構造の建物で、「翼」を意味する「ナレ」と「休憩所」を意味する「マル」を組み合わせ、「航空機を利用する要人が休む場所」という意味が込められている。

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